2019年09月11日
自動車運搬船の事故
米ジョージア州ブランズウィック港の近くで、巨大な自動車運搬船(総トン数7万1178トン/全長199.9メートル/全幅35.4メートル)が横倒しになってます。自動車積載可能台数7400台で、現在は4000台積載中とのこと。
完全に横倒しになってますから、積み荷が動いたかバラストタンクがおかしいかでしょう。水深11mだそうですから、まあ深さは足りてるでしょうが、外海で波を受ける状況下だと水深は足りないですね。防波堤の内側で10mは必要ですから。
昨年末には商船三井の自動車運搬船「シンセリティー エース(約5万9千トン)」が3000千台の自動車を積んで横浜からハワイへ航行中に火災を発生させました。今年は川崎汽船の「ダイヤモンド・ハイウェー(約6万トン)」がフィリピン沖で火災に。ちょっと多いですよね。
積載車両は積んだら固定するはずですが、車両と車両の間隔は左右10cm&前後30cmですから、狭いスペースで時間のない中での固定作業になります。でもその固定はクラスパーと呼ばれるラッシングベルトで前後を止めるだけ。さすがに傾いたら動くでしょうねえ。
ギチギチに積まれた車両が1台でも動いたら周囲の車両にあたってどんどん緩む。まとまって移動したら立派な荷崩れですので、船は倒れるでしょうし、甲板壁面に当たれば火花が出て火災の可能性もあります。
前から積載方法がおかしいと思ってるんですよねー。接地面がタイヤだけですからねえ。さすがに相次ぐ自動車運搬船の事故に対する抜本的な見直し策が必要なんじゃないかと思ってます。
完全に横倒しになってますから、積み荷が動いたかバラストタンクがおかしいかでしょう。水深11mだそうですから、まあ深さは足りてるでしょうが、外海で波を受ける状況下だと水深は足りないですね。防波堤の内側で10mは必要ですから。
昨年末には商船三井の自動車運搬船「シンセリティー エース(約5万9千トン)」が3000千台の自動車を積んで横浜からハワイへ航行中に火災を発生させました。今年は川崎汽船の「ダイヤモンド・ハイウェー(約6万トン)」がフィリピン沖で火災に。ちょっと多いですよね。
積載車両は積んだら固定するはずですが、車両と車両の間隔は左右10cm&前後30cmですから、狭いスペースで時間のない中での固定作業になります。でもその固定はクラスパーと呼ばれるラッシングベルトで前後を止めるだけ。さすがに傾いたら動くでしょうねえ。
ギチギチに積まれた車両が1台でも動いたら周囲の車両にあたってどんどん緩む。まとまって移動したら立派な荷崩れですので、船は倒れるでしょうし、甲板壁面に当たれば火花が出て火災の可能性もあります。
前から積載方法がおかしいと思ってるんですよねー。接地面がタイヤだけですからねえ。さすがに相次ぐ自動車運搬船の事故に対する抜本的な見直し策が必要なんじゃないかと思ってます。
gq1023 at 05:53│Comments(0)
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