アメリカの対中関税失敗が教えてくれること怒るにはパワーが必要だ

2019年09月03日

日韓貿易の変化について

hounichi韓国産業通商資源省が発表した8月の輸出入動向では、対日輸出が前年同月比で6.2%減、輸入が同8.2%減と出ました。日本が輸出管理を強化した半導体材料については、その影響で輸入が遅れた事実はないとしています。

韓国メーカーは、部品を日本から購入して国内で組み立て世界に輸出するという形で成功して来ているので、部品メーカーからの購入が止まるとアウトという側面があります。半導体部品や自動車部品はその最たるものでしょう。だから対日貿易赤字がハンパない。

ただ、韓国メーカー自体の景気が悪いから全体の輸出額が減っていて、深刻な経済危機を引き起こしてます。8月の全体輸出額は442億ドルで前年同月比13.6%減。9カ月連続で前年割れですので、その景気減速は強烈なものです。

先月末、中国メディアの環球外匯網は「日韓貿易問題において優勢な立場にあるのは日本」という記事を掲載しました。その中身は冷静で「日本も韓国から原材料を購入してはいるが、カギとなる部品での対韓依存度は低い。日本の半導体輸入に韓国が占める割合はわずか8.8%。これは、韓国からいかなる報復措置を受けても日本は相対的にリラックスした態度で耐えられることを意味する」と書いてます。

その記事の中で「韓国が日本に報復できる分野は観光業である」と指摘してますが、確かに訪日外国人のトップは韓国人。ですが東京に住んでる実感値で言えば中国人の影響力が圧倒的で、韓国人観光客が日本経済に与える影響が大きいとは思えません。

貿易戦争は仕掛けたほうが負けるが一般的ですが、ちょいとばかり日韓関係においては日本のほうが有利なのかも知れません。

gq1023 at 06:03│
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