どうなる?お弁当専門店海外に影響を受ける日本経済

2019年08月13日

NHKの売上について

NHKから国民を守る党ってのが最近話題ですが、こういう「ぶっつぶす」発言して選挙を戦う人って人気です。「郵政をぶっつぶす」「霞が関をぶっつぶす」「大阪府・大阪市をぶっつぶす」結果は何もぶっつぶれませんがね。

ただ、何のポリシーもない生活者=無党派層は動く。「都民ファーストの会旋風」とか「小池百合子旋風」が懐かしいですねえ。気が付けば言い出しっぺの音喜多駿先生は先日の参院選で当選して維新所属の参議院議員になってますよ。おもろい。

それはさておき、NHKの受信料収入って7千億円超えてます。ちなみに日本テレビの19年3月期売上高は3110億5100万円ですから倍以上です。だけど放送エリアが関東のみの在京キー局と全国のNHKを比較してる話しなんで、売上が2倍以上あるのは当たり前なんですけどね。

じつは民放にとって一番怖いのはNHKのCM解禁なんですよ。企業の広告宣伝費って決まってるわけで、それを5大ネットワークと独立U局で食い合ってるのに、そこにNHKがNHK総合・Eテレ・BS1・BSプレミアム・BS4K・BS8Kで殴り込んできたらひとたまりもないんですよ。

だって、視聴率狙いの番組づくりしてなくても驚異的な数字を叩き出すNHKが、視聴率狙いの番組づくりして来たら、保有してる映像素材の厚みが違うから民放じゃ勝負にならない。NHKのCM解禁は民放にとっては恐怖でしかないんですね。

しかも民放ローカル局って在京・在阪キー局の作った番組を垂れ流してるだけだから制作力がない。でもNHKの各放送局は常に制作してるし地方発の全国放送も多いんでレベルが高い。

民放ローカル局で生放送のワイド番組とかドラマ制作なんてできないですからね。しかもキー局の番組を流すと電波料が入って来るんですね。番組制作もせずセールス活動もしてないのに、完成された映像とお金が入って来るんだから制作力つくわけない。

怖いっすねー。NHKのアナウンサーって全国だから山ほどいるんですよ。その中から優秀なのを選ぶのと、民放のように限られた人数を全員育てないといけないのはかなり違う。しかも民放の女子アナは人気が出ると独立しますしね。

NHKが受信料を取らなくなるとCM解禁になって民放の収入が激減するってことを認識すると、いずれ民放はこの政党の話題を抹殺するんじゃないかと思ってます。

gq1023 at 07:37│Comments(0)

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