仰木彬(おおぎあきら)の凄さに学ぶ東京都受動喫煙防止条例

2019年07月13日

かんぽ生命の不正について

保険会社の切り替え問題ってのはバブル崩壊後に発生しました。バブル期に6%以上の金利だった保険を解約させ、金利の低い商品に切り替えさせると言うもので、これを防止するため様々な改善が行われました。

そんな中、かんぽ生命の今回の不正が出て来たわけです。あまりにも仕組みが古すぎてビックリとしか言いようがありません。営業ノルマのポイント制度自体が超古い。顧客の保険を別の保険に切り替えてもノルマクリアと認めない仕組みなんて昨今聞いたことありません。

かんぽ生命が高齢者に強引な勧誘をしているという噂は一昨年の暮れから流れていました。訳の分からない高齢者に無駄な保険へ加入させているという話しは、保険ノルマ達成のために様々な不正が横行しているという話しへと深化しました。

その一つが、保険加入者が新規契約締結しても、旧保険契約が6カ月以内に解約すると新規と認めない仕組み。切り替えは評価に値しないというもので、そんな制度を今どきやってる保険会社なんてかんぽ生命ぐらいですよ。

何よりひどいのは、新規契約のために旧保険契約を解約させ、新保険への加入まで6カ月間を無保険状態にする手法。リスクを全て加入者に押し付け、成果は郵便局員が独り占めするという最低の仕組みです。

ちょっと日本郵便の仕組みって古いんですよねえ。年賀状の販売ノルマも古すぎる。なんで郵便物の配達員が年賀状販売ノルマ背負ってるの?それ典型的なパワハラでしょ。かんぽだってノルマのカウント方式が古すぎですよ。

そして昨日発覚したのが日本郵便による「SNSへの書き込み禁止を文書で通達」問題です。11日に文書を出し、その夜にはSNSに記事が多発。昨日12日には各社が報道する事態に陥りました。経営陣が自己反省することなく現場の情報公開に責任をなすりつけてしまいました。

この件は今まで書いて来ませんでした。ただ、SNSでの情報発信禁止という内部告発を事実上させないという暴挙に出た以上、これは書かざるを得ないとの判断に至りました。

私はかんぽ生命が悪いとは全く思いません。悪いのは経営者です。こんな不正を横行させる仕組みをつくった人が悪いのです。事実をSNSに配信することすら人事権や懲罰をちらつかせて止めようとする行為は断じて許すわけにはいきません。

私はかんぽ生命に悪いイメージは持ってません。先日も社員全員に死亡時100万円のかんぽ生命に加入してもらいました。掛け金は全額会社負担。死亡保険金は全額ご遺族に支払われます。営業の方も親切で、コンプライアンス上の問題は全くありませんでした。

かんぽ生命の職員はルールを守ってると思いますよ。問題は日本郵便にあって、普通の郵便局員にかんぽを売らせてるのが問題。管理職はただの郵便屋さんだから保険商品の売り方なんて分かんない。目の前に提示されたノルマ算定方程式に則って現場に営業強化を命令するだけ。

郵政民営化によって昔の金融業界しか知らない経営者が郵便の世界に多数やってきました。古い仕組みと古いノルマ方式しか知らないアホ経営者達。問題があれば責任は下部になすりつけ、自分は責任を取らない人々です。こういうのって良くないなあ。

不正が判明したら経営者は潔く身を引く。新旧経営者は、不正が発生する仕組みを作った経営者が悪いわけで現場に悪意がないことを継続的に表明する。それが当たり前のことじゃないかと感じてます。

gq1023 at 05:38│
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