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2019年03月19日

若者が大変だと言うお話し

東京都青少年東京都対策の講義で、中央大の古賀正義先生の話しを聞く機会に恵まれました。16歳から29歳を対象にした内閣府の「子供・若者の現状と意識に関する調査(平成29年度)」を見ても衝撃のデータだらけです。「第2章 調査結果の詳細」にある「8.普段の接触相手」を見ると、接触相手は家族だけが1位、高校&大学時代の友人が2位、地元の友人が3位です。

先生のお話しでは「30才未満の4人に1人は家族以外との付き合いがない」そうで「ひきこもり問題は若者だけではなく55歳ぐらいまでを対象にした方がいいとも言われている」とのことでした。そんな幅広い年代にまで広がっていると日本全体の問題ですよねえ。

その講義の中では、仲間のサイズも小さくなってて、そこでシカトされると人生の終わりみたいに感じる若者が多いと言ってました。一人になりたくない。一人になるのが怖い。「仲間から外れる=ひきこもり(ニート化)」ってことですかね。空気を読み続ける事が求められる。

「読みを失敗すると浮いたとされて集団の中でシカトされる」「今のシカトはあからさまでグループLINEの中で1人だけ読めなくされて悪口書きまくられる」「だからシカトが怖い」「仲間のノリ文化が絶対上位で、極端に仲間外れを怖がる」「ノリを見せるために不適切動画をアップ」

確かに今はマルチタスク(複数処理)が求められます。昔は単細胞と言ってたシングルタスク者は出来ないヤツとされる。昔は1人では到底出来なかったような複数の課題をパソコンやスマホといったテクノロジーを駆使して同時並行で処理するのが普通ですからね。

お笑い・音楽・ユーチューバー映像等々、知っておくべき情報の量も多い。大学生では外見不安からファンデーション塗って眉毛も描く男の子や、就職活動や卒論時期になると将来不安から不登校になる男女も増えているそうです。情報が多すぎて脳がクラッシュしてる。

高校時代まで普通に友達がいたのに、受験や就職の失敗体験(と先生は言ってましたが軽い気持ちで無職を選択したのも多いかと)を経験すると、進学や就職して友人の輪や社会が広がる者と、ただ単に昔の友人が消えていくだけの者に分かれる。

私を例に挙げると、高校時代の友達なんて何十年も会ってませんよ。大学時代の友人だって年に1回会うかどうかですからね。ひきこもってる昔の友達がいるかどうかも知らない。だけど、ひきこもって「あいるら成功してムカつく」とか思ってる可能性もあるわけですよ。

ひきこもりの理由も複雑化していて、発達障害、対人不安、ゲームだけやりたい、孤独を求める、知らない人と同じ空気を吸いたくない等。ネット社会になって孤独化が進んでいる上に、情報過多で処理できず、複数の課題を抱えてのひきこもりが多いそうです。

大変ですねえ。「人生は自分探しの旅」ってスタートだとしんどいですねえ。生きるために働いて来たら、振り返れば人生になってたって方が楽ですよねえ。ようするに「出たとこ勝負」ですよ。先にいろいろ考えちゃって、不安だらけになって一歩も踏み出さないってことね。

ひきこもり対策は一番本人と接触する家族も変わる必要があるそうです。そして地域の人々による「おはよう」「こんにちは」の声掛けだけでも変わる可能性があるそうです。

昨日はいろいろ勉強になった講義でした。今後の青少年対策活動に活かしたいと思います。古賀先生ありがとうございました。

ちなみに、私は青少年対策の話しで「講師:中央大学・古賀」って書いてあったのを見て、勝手にキャッチャー歴1年で侍ジャパンU-18になった古賀悠斗選手の話しが聞けると思ってワクワクして2列目に座ってたのですが、ちゃんと古賀先生のお話しが聞けて別の意味で良かったです。



gq1023 at 07:53│
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