岡山空港のJALラウンジコンビニ時代の終焉

2019年03月01日

アメリカと北朝鮮は合意に至らず

nikkei朝鮮半島の南北対話からアメリカと北朝鮮のトップ会談にまで進んで来たプロジェクトでしたが、結果的には交渉決裂となりました。韓国は南北融和と米朝合意で日本を制する日本パッシング戦略でしたが完全な見直しが必要になります。

いやー、韓国は大統領だけでなく議会や議員もイケイケで日本をディスってたんですが、トランプ大統領は重要な同盟国として日本の名前も挙げて交渉決裂を決めました。今回出ると思っていた「朝鮮戦争の終戦宣言」は出ず、平壌へのアメリカ政府連絡事務所設置もなくなりました。

午前の交渉終わりでワーキングランチがキャンセルになるほどですから、全面的な決裂なのでしょう。トランプ大統領からしたら「アメリカは韓国や北朝鮮じゃねーんだ。トップに直談判したら解決すると思うなよ!」って感じでしょうね。

実務者協議で合意に至ってないのに、トップ会談になっちゃいましたからねえ。トランプ大統領にすれば会談してるだけで譲歩ですから、それ以上の譲歩はできないってことでしょう。韓国の日本批判に対しても「今どき何十年前の話ししてるんだ?」と冷静ですしね。

憶測ですが、アメリカは「北朝鮮は非核化を急がなくていい」と言ってるものの「非核化なき制裁解除はない」の原則も変えなかったのでしょう。北朝鮮の「非核化をちらつかせて制裁解除を導き出す」という戦略は完全に裏目に出た形です。

トランプ大統領の会見でも「北朝鮮が完全な非核化を約束しない限り、すべての制裁を解除するつもりはない」と言ってました。内容的には去年シンガポールで開催された首脳会談と同じですね。決裂理由も対話継続の姿勢も同じです。実務者合意なき首脳合意は無理ってこと。

韓国の文在寅大統領に乗せられる形で北朝鮮・金総書記とアメリカ・トランプ大統領の直接対話まで進みましたが、連続で交渉決裂ですんで3度目の会談は実務者協議での合意が形成されてからでしょう。韓国にそれを主導する力あるのかなあ。

北朝鮮は何度も中国を訪問し習近平国家主席と対話してましたが、中国の期待をも裏切る形になりました。中国を間に挟んだ形での非公式協議ルートはもうないのに、韓国を通じての直接対話ルートも決裂。困りましたねえ。

日本にはまたミサイル飛んで来ますかねえ。拉致被害者は帰って来ないんですかねえ。普通に考えれば北朝鮮は韓国なんかと対話するより、日本と合意に達したほうがアメリカの譲歩を得られる可能性は高いと思うんですがねえ。拉致被害者帰すだけでいいんだけどなあ。

とにかくバツの悪い結果に終わった南北対話から始まったアメリカと北朝鮮のトップ会談。落としどころのない直談判はもめるだけですよ。2007年3月の第6回会合以来止まっている6カ国協議の再開ってのが次のスタートでしょうね。

北朝鮮って、ニセ札刷って麻薬売って資金稼ぎし、核武装して世界中を脅して立場を確保し、拉致した外国人は帰さないってだけで全然アカンのですが、国際社会からの制裁で国民が餓死してるとか信じられない状況です。

中国・モンゴル・ASEAN・韓国と周囲の国々が驚異的な経済発展を続ける中、一人負けにまい進するのはなぜなんでしょうねえ?不思議ですねえ。そんなアメリカと北朝鮮の会談よりも気になったのが新聞です。

写真は日経夕刊なんですが「午後には合意文書に署名」なんて書いてあります。これだけ断定的に書くわけですから、そういう流れだったんですかねえ。夕刊が届いた時には交渉決裂はネットやテレビで報道されてました。もう新聞の時代じゃないなあ。

トランプ大統領ってツイッターでつぶやきますからねえ。フォロワーは即座に情報が手に入るけど、新聞記者はそこから分析して記事を書いて印刷して宅配しますからねえ。遅すぎです。誤報の場合も修正は翌日の紙面ですもんねえ。

今回はネットの速報性が際立つ交渉決裂と感じました。ちょっと新聞時代の幕引きとなるキッカケかもですね。歴史的変化とは思わぬことからおきる物ですからね。



gq1023 at 05:32│
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