スマホによる電車遅延バスのドライバーがいない

2018年12月03日

G20での日ロ首脳会談

2718c8b7.jpgブエノスアイレスサミットが終わりました。次回のG20は大阪です。安倍総理が議長国代表となるわけです。保護主義が台頭する中での自由貿易の在り方やキャッシュレス・人工知能・自動運転・IoTといった新時代への対応を決める会議です。

一方、これに併せて日ロ首脳会談が行われました。こちらは新時代の日ロ両国の在り方を語ると同時に、70年もの長期に渡って放置されている北方領土問題も話し合ってます。

結果的には、来年1月の首脳会談へ向け両首脳の窓口を森健良外務審議官が首相特別代表、モルグロフ外務次官が大統領特別代表とすることと、河野外務大臣とラブロフ外務大臣による会談が決まりました。日本にとっては北方領土の一部返還交渉となります。

私は南部樺太および千島列島全域が日本固有の領土だと思ってますが、そんな事を総理が言ってたら100年経っても島1つ還って来ないんで、強い総理と大統領がいる今から3年程度のチャンスに賭けるのも分かります。

ロシア男性の平均寿命は90年代前半に50代半ばまで下がりました。ゴルバチョフのペレストロイカですよ。自由経済になり経済的に豊かになると共にウォッカの消費が拡大。さらに91年にはソ連が崩壊したので、社会的混乱が平均年齢低下を生みました。

今もロシア男性の平均寿命は66.5歳です。日本男性は81歳ですんで、日本での健康管理への取り組みをロシアに提供すれば、飛躍的に平均年齢を上げることができるかもしれません。安倍総理は、こういった日本がロシアに対して提供できることを提案してます。

この提案は2016年5月にソチで開催された日ロ首脳会談の場で安倍総理から提案したものです。この提案がプーチン大統領に非常に刺さり、2年半もの時をかけてじっくりと進められてきました。強い与党と安定した長期政権はこういった成果を生む場合もあります。

具体的な提案内容」については在ロシア日本大使館のホームページに詳しいので良ければご覧ください。日本の外務省にはロシア語を徹底的に学んだロシアスクールという語学閥があって、ロシアの事は熟知しているので、そういう現場の存在も大きいことでしょう。

まあ安全な鉄道運行ノウハウの提供や、豊富なロシア資源を使った製品開発なんてのはすぐにでもできるでしょうからね。日本の信号技術を導入すれば、あの気が狂いそうなモスクワ地下鉄の混雑が緩和されるかもです。駅は豪華なんですがねえ。

まあ、1月の首脳会談で北方領土の一部返還が決定すれば、野党はまだバラバラですから衆議院解散するかもですね。4月には統一地方選、9月が大阪サミット、10月は消費税10%導入ですんで、十分にあり得るシナリオです。

大阪万博も夢が広がりましたが、ロシアで経済支援するってのも楽しそうですねえ。ウラジオストックって行ったことないんだよなー。トヨタの工場があるサンクトペテルブルグも興味あります。まずはキリル文字を読めるように勉強しまーす。

gq1023 at 06:28│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

スマホによる電車遅延バスのドライバーがいない