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2018年11月15日

成りあがれ!

e99c9b48.jpg矢沢永吉さんって知ってますかねえ。ロックのカリスマと言われながら、キワモノ的な扱いになってるアーティストですが、その矢沢さんが28歳の時に書いたという「成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)」を読んで、その考えが変わりました。

もちろん富士の別荘がファンに襲撃されたとか、周囲の人から巨額詐欺にあったとか聞いてましたし、なんだかガラ悪そうなファンがいっぱいいるってのは分かってましたが、CM撮影現場での姿を見て「ビックリするほどプロなんだ」と実感しました。

そして何よりも大きかったのが娘さんである矢沢洋子さんのデビューイベント。当時はジェネラス(the generous)というユニットでのデビューでしたが、イベントスペースでのお披露目会場には、お父さんの顔をした矢沢永吉さんがいました。

小さいころから両親がおらず親戚をたらいまわし。ミュージシャンを目指して高校卒業後にバイトで稼いだ5万円だけを持って上京。キャロル結成して大人気となると解散後に「I LOVE YOU, OK」でソロデビュー。日本人初の武道館単独ライブを実施。

そのサクセスストーリーの裏にある様々なことを、28歳の生の声で書いてあるのが「成りあがり How to be BIG」です。

「最初、サンザンな目にあう。二度目、オトシマエをつける。三度目、ヨユウ。こういうふうにビッグになっていくしかない。それには、サンザンな目にあった時、落ちこんじゃだめだ」

「いま、キツイと思ってるやつ。誰も助けてくれないよ。おまえが、そのまま自分のはぐれる気持ちを継続さすと、ますます、まわりは待ってましたとやってくる」

「人間は、ある程度キツイ目にあわなきゃいかんのよ。萎縮しちゃうやつもいるけど、バイタリティになる。なにくそ、冗談じゃない。そう思えるだけ、オレは幸せだったかもしれないね」

「合った職を探す。それが才能よ。才能ってのは、何も、創る人間にだけ使われる言葉じゃないと思う」

「反撃するって、どういうことか。おまえ自身に負い目がなくって、自分で、てめえの手でメシを食ってるんだという誇りを持つことだ」

「最近勝ち組とか負け組みとか流行っているけど、スタート切っているかどうかが僕は大事だと思うけどね」

矢沢永吉ファンの方は彼のことをヤザワと呼び捨てにします。コンサートに行くことをヤザワに会いに行くと言います。それはファンだという友人に「ヤザワ聞くならどれがいい?」と尋ねて貸してもらったコンサートCD「LIVE DECADE 1990-1999」の帯に書いてありました。

「コンサートは、音を聴くだけのとこじゃない。何か気持ちをもって歌っている男に、会いに行くものなんだ。」

そうですよ。「広島から出て来た貧乏人ですが良ければ聞いてください」なんてライブないですよね。ライブハウスでもそういう出演者多いっすよ。社会を見ても「まだ3年目なんです」みたいなヤツ多い。

「入場料取ってるステージに立ったらプロだろ!会社に入社したらプロだろ!びびってんじゃねー、舞台があったらビシっと成りあがれ!」矢沢さんはそう言ってるんだと思います。もっと若い時に知ってたら生き方違ってただろうなあ。

今朝ネットサーフィンしていて、その矢沢さんが50歳の時に書いた「アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)」という本があることを知り注文しました。私と同じ年代の時に矢沢さんが何を感じていたのかを体感したいと思います。

最後に、そういえば電通に朝から晩までYAZAWAな東大卒の管理職の方がいます。「ああ、あの人だ」と気づいた方もいると思いますが、そういうエリートまで引き込む魅力を持った矢沢さんはすごいと思います。

gq1023 at 05:53│
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