外国人受け入れについて制度の複雑化について

2018年11月02日

酒酔い機長

jal信じられない話しですが、酒酔いパイロットネタが2つ続きました。会社はJALとANAウイングス。どちらのネタもひどいレベルです。

JALの件は、イギリスヒースロー空港で操縦士を送迎するバス運転手がアルコール臭に気づいて通報して発覚したというもの。このパイロットは2000年12月入社で、乗務歴は15年1カ月の42歳で副操縦士とのことです。

この件では、現地10月28日に他のパイロット2名と17時ごろオフィスへ出社。社内のアルコール感知器検査にパスしたというので飲酒してなかったのでしょう。ところが、通報を受けて身柄を拘束した警察による呼気検査で0.93mg/lの数値が出てアウト。

これ、後に行われた血中濃度でもアウトになったので身柄を拘束されてます。普通に考えると、社内での呼気検査後に飲んだわけです。乗務直前の飲酒ですから意図的だし悪意がありますね。

ちなみにトヨタ交通安全センターの資料によると、呼気濃度0.1〜0.5mg/lがほろ酔い。今回の呼気濃度0.5〜1mg/lで酩酊だそうです。

対するANAウイングスの件は、石垣空港へのフライトを終えた40代のパイロットが、滞在先の石垣市内で22時頃まで飲食。翌25日6時30分ごろ二日酔いで乗務できないと会社に連絡。パイロット交代のために、乗務予定の8時10分発那覇行きが1時間近く遅れたというものです。

こんなもん「乗務12時間前までに飲酒を終える」という日本の民間航空機パイロットなら誰でも知ってる原則を守ってないわけで言語道断なんですが、飲んでから操縦しようとしてたJALパイロットよりはまだましのような気もします。

ただね、ANAグループで言えば親会社のANAパリ支店長兼ブリュッセル支店長(50代男性)が機内で泥酔して暴れて横の乗客にケガを負わせて解雇になってるんですよ。お話しにならない感じです。

私の知り合いに2人だけ大手航空会社のパイロットがいますが、見事に乗務12時間前からはお酒飲まないですよ。パイロットってスタンバイと呼ばれる自宅待機日があるんです。その際に飲みに誘っても、今スタンバイだからといって絶対飲まない。それが普通ですよ。

最近日本はバスの事故も相次いでますし、海外に目を向けると台湾では死亡脱線事故、インドネシアでは全員死亡のボーイング737墜落事故が発生してます。航空会社職員や乗務員は、せめて酒についてはほどほどにしてもらいたいと思います。

gq1023 at 06:14│Comments(0)

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