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2018年11月01日

外国人受け入れについて

fc81739f.jpg世界の先進国は少子化に直面しています。内閣府は子供向け少子化対策ページまで作成して必死に危険度を伝えていますが、政府が追いつきません。有権者の大半が老人で、政治家も老人だらけですから、しょうがないですがね。

先日、衆議院本会議の代表質問に対し、安倍総理は外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正案に関し「いわゆる移民政策をとる考えはない。深刻な人手不足に対応するため、即戦力になる外国人材を期限付きで受け入れるものだ」と発言しました。

しかし、世界中で優秀な外国人の争奪戦がおこなわれている時に、期限付きで即戦力になる人材って来ますかねえ?海外で就職して生活するのに、一定の時期が来たら帰らなきゃいけない制度がある国なんて選びますかねえ?

まず、日本語を話さなきゃいけないって時点でハードル高いんですよ。フィリピンやインドの方って英語が話せますから、だったら英語圏を選ぶ。日本語を覚えてでも日本に行きたいって思うには、何らかの魅力やメリットが必要ですよねえ。

例えば「世界各国との優秀な人材争奪戦に勝利するためには、外国人受け皿の抜本的改革が必要です!」って言った方がしっくり来ると思うんですよ。「島国日本が世界で競争力を維持し続けるためには、世界の頭脳を結集が不可欠です!」とかね。

介護・農業・漁業とか不足する人材を補うために外国人を受け入れるとか言ってるのをよく耳にしますが、それって安く人材確保したいって話しですよねえ。奴隷法みたいな話しですよねえ。なんか消極的なんだよなあ。

今回の入管法改正についても「受け入れ対象は人手不足の業種」とされてます。単純労働者を外国人で補うという事ですよ。そして移民はさせないわけだから、例えば工場で5年も働いて熟練工になったら本国に帰っちゃう。技術の流出懸念しか残りません。いいのかそれで?

「日本に1億円以上の投資をして4人以上の日本人を雇用する方には永住許可を出す」とか、「年齢×2万円の一括納付と毎月の健康保険料負担で外国人も日本で社会保障を受けられる」とかでいいと思うんですがねえ。

今や都心の高級マンションを買ってる人の大半は中国人になりました。山や原野や川といった日本人が価値ナシと判断していた物も、中国の方々が根こそぎ買ってます。受け入れるとかいう前に、経済は外国人に依存してる時代。もっと受け入れてもいいと思うんですよねえ。

一時は人気になった銀聯カードですが最近はアリペイが人気のようです。飲食店でもアリペイ導入と中国語対応している外国人向けグルメサイト掲載をやってる店は好調だそうです。まあそうでしょうねえ。貧乏な日本人より金持ち外国人のほうがいいですからね。

政治家より現金に敏感な飲食店オーナーのほうが外国人受け入れに積極的って所が日本ぽくていいと思いますが、こんな法改正にすら手間取ってる状況で、日本国憲法に自衛隊の存在を明記するのができるのか?って素直に思ってます。

gq1023 at 06:56│Comments(0)

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