熱中症対策の都市伝説本日より29日まで夏休み

2018年07月20日

ダムの放水

e4529867.jpg愛媛県でのダム放流によって大きな被害が出た件について、国交省の担当者が「流入量を放水する捜査を行った」という件ですが、最初から一貫して「事前の取り決め通りに放水した」「放水すれば下流が氾濫するのは分かっていた」と言ってます。

私も田舎が愛媛でしたんで、水の都と言われる伊予西条の加茂川沿いのダム放水看板は何度も見てます。上流の黒瀬ダムが放水すると下流域は危険ですと書いてありましたが、それは水没するという意味だと思ってませんでした。

今回の西予市で被害を受けた方々も、従来からダムが満水になれば放水があることを知っていたでしょうし、サイレンがなれば放水があると聞いていたと思います。だけど、放水になるとあそこまでの氾濫が発生するとは思わなかったでしょう。

放水時の写真を見ると、すでにダムが満水で上からジャージャー溢れてますから、放水しようがしまいが河川への流入量は同じだったと思います。ダムが崩壊していれば流入量以上にダム湖の水が一気に全部流れてしまうので下流の被害規模ははるかに大きくなったでしょう。

日本中でダムによる治水が行われていて、それによって安全が守られてることでしょう。でも一定の流入量を超えると放水になるのは事実ですし、今回のように数十年に1回の流入量ともなると、ダム崩壊も考えられると分かりました。

今後は、ダム下流域の自治体は「ダム放水時の被害想定」「ダム崩壊時の被害想定」をする必要がありますね。

昔は台風がよく四国を直撃して、そのたびにダム放水に注意とか事前警告があって怖がってたのを思い出しました。ただ、警告方法が防災放送と市の広報車や消防署や消防団による放送だけなんですよねえ。本当に放水がある時点では暴風雨なわけで、そんなの聞こえるわけない。

今回は、愛媛県や西予市の防災の手引書にダム放水の危険について記されてなかったことが分かってます。以前はダム放水の危険性について何度も伝えられてましたが、少しづつ感覚がマヒしていた部分もあったかもですね。

貴重な人命や資産が流失したわけで、ダム治水の限界について考えるきっかけになればと感じました。石垣島なんてダムだらけですからねえ。

昔は台風のたびに電力会社による「倒れた電柱や切れた電線に近づかないでください」とか「停電の場合は復旧までご協力を」なんて広告が出てたんですよ。そこに「河川の増水に注意」とか「早めに避難所へ」ってのもあった。最近はめっきり見ませんよねえ。

いろんな意味で防災について考え直す必要があるなあと実感してます。もてぎや鈴鹿も横に大きな川が流れてますもんね。


gq1023 at 07:46│
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