月亭可朝師匠が亡くなられまして飲みニケーション抜きの時代

2018年04月12日

シアトルが熱狂したイチロー

33ad77e4.jpgシアトルマリナーズはアメリカ北西部で唯一のメジャー球団。シアトルがあるワシントン州南のオレゴン州には球団がなく、北で隣接するカナダには東部トロントにしか球団は存在してませんので地域唯一です。

オレゴン州の南に位置するカリフォルニア州には、サンフランシスコ周辺にジャイアンツとアスレチックス、ロサンゼルス周辺にドジャースとエンジェルス、南端のサンディエゴにパドレスがあるのと対照的な地域です。

今でこそマイクロソフト、アマゾン、コストコ、スターバックス、エクスペディア、エディバウワーと様々な企業があるものの、大して人気のなかったマリナーズは91年暮れに地元アメリカ人オーナーに身売りされても、地元企業の誰からも手は上がりませんでした。

確かにウインドウズ95で一世を風靡する前のマイクロソフトはまだ小さく、スタバは人気といってもまだまだ地域カフェの域を脱しておらずアマゾンは誕生前。老舗企業のボーイングは経営難でしたんで、チームはシアトルから他の地域に行ってもおかしくなかったんです。

そんな中、アメリカ本社をシアトルに置く日本企業「任天堂」が手を挙げ、マリナーズは残りました。古いドームスタジアムのシアトルキングドームを本拠地に持つ、人気選手はいるのに盛り上がりに欠けるマリナーズは、ギリギリで地元に残ったのです。

キングドームは閉塞感の強いスタジアムで、コンサートにはいいんですがアメフトや野球を見るには気持ちよくないし、当時は治安の良くない地域でして、なんとなく子供たちは行っちゃいけない的な感じもある立地でしたが、マリナーズは使用契約期間を残していました。

そこに新球場構想が立ち上がります。そして地域再開発で環境も劇的に改善され、地元保険会社のセーフコ生命がネーミングライツを決定し、チームの本拠地は移動式屋根を持つ開放的なセーフコフィールドへと変更されます。

さらに任天堂は日本でずば抜けた結果を残していたイチローをFA前にポスティングで獲得することを決めます。それは新球場で必要とされた選手でした。セーフコフィールドは非常に外野が広いため、強肩の選手が求められていたのです。

大スターであったケングリフィーJr.を失って意気消沈していたマリナーズファンは、この新人イチローに期待します。そして彼は見事に応えました。それは驚異の打率3割5分よりも、その守備力と正確で素早い遠投術。それはレーザービームと名づけられました。

当時のファンはイチローを観に行ってました。他の選手が打席に立っても知らん顔なのに、イチローの打順になると人々は大声で「イチロー!」と叫んでいました。それらファンの人々の姿は、全然関係ない私ですが日本人として勝手に誇りに思ったものです。

今年はマリナーズのユニフォーム姿のイチローを、当時のままのセーフコフィールドで観られる夢の年になりました。ゴールデンウイークの5月4日から6日は大谷選手のいるエンジェルス戦です。驚異の日本人メジャーリーガーの競演を観に行きたいと思ってます。

隣には日本食スーパーの宇和島屋があり、普通に幕の内弁当を買っての観戦もできますしね。イチローが以前CMに出ていたキリン一番搾りも売ってるし、今出演してるサントリープレミアムモルツも買えますよー!

4月末にはエンジェルスの地元アナハイムでヤンキース戦ですから、今年のゴールデンウイークは素敵なメジャー観戦が楽しめそうですね。

gq1023 at 05:24│
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