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2018年03月03日

何も言えなくて夏

その昔に書いた記事「eae9152c.jpg六甲アイランドフェリーターミナル」から約10年ぶりに思い出したので書きます。

その記事にも書いてありますが、1992年に神戸市の六甲アイランドに客船ターミナルビルが出来た記念に、何かイベントをやりたいという話しがありまして、偶然先輩と営業に同行していた私が考えることになりました。

そこで提案したのが、当時「何も言えなくて夏」が大ヒットしていたJ-WALK。フェリーの自動車を積む場所に、2000席近くの座席とステージを設置してのコンサートだったんですが、朝に着いたフェリーは夜には出港するのでものすごいタイトなスケジュール。

そもそもJ-WALK側がそんな変な場所でのコンサート自体を受け入れてくれると思わなかったんですが、事務所社長の樫井さんに快諾していただき、音響・照明・舞台も現地スタッフでやってもらうことまで了承していただきました。

朝四国からフェリーが着いたら搬入開始。車両甲板にパイプイス1,700脚・ステージ・音響・照明・電源車を載せて、抽選で選ばれた明石海峡大橋&関西空港の両建設地遊覧ツアー客を乗船させ離岸、遊覧ツアースタート。その間にステージを完成させるんです。

ツアーが終わって接岸したら、樫井さんとJ-WALKメンバーが見えて「ああ本当にやるんだ」と思ったのもつかの間、今度は来場客の整列と誘導があります。バタバタしてたら、ヴォーカルの中村さんが「荷物はいいから向こうやって」と声がけしてくれて、うー感動。

入場待機列完成でリハーサル中のステージ見たらさらに感動。「ダメだこりゃ。本番見たら泣いちゃう」と思って外に出ました。

客入れが終わり無事ライブがスタート。外で終了時の準備をしていたら、樫井さんに「あと2曲だから」とステージに呼ばれました。

あの感動は忘れないなー。あんなに泣いたことって2008年の8耐予選落ち以外に無いなー。本当にすべての皆さんの力が結集したステージでした。神戸市や関西汽船といったお得意様にも喜んでいただけましたしね。

今の若い人々にも、仕事を通じて情熱を傾けられる瞬間を得て、そこから得られる驚くほどの感動を経験してもらいたいと切に願います。

gq1023 at 05:26│Comments(0)

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