ソウル駅から仁川国際空港は鉄道が便利プライオリティパスでラウンジ利用

2018年02月24日

オリンピック会場まではKTXで移動

ba7482bc.jpgピョンチャンオリンピック会場まではKTXを使いました。見た目の通りでフランスTGVの技術ですから最高速度は300km/hぐらい出ます。ソウルから400km以上離れたプサンまで2時間半ですからね。

ただ、今回のスケート等のオリンピック会場カンヌン駅へは距離約120kmなのに2時間です。他の会場であるピョンチャン駅へは約60kmで1時間半。チンブ駅は約80kmで1時間40分。ですから高速鉄道車両ですが、普通にゆっくり走ります。

招致活動の時点では、当時のイミョンバク大統領が「KTXを整備して最短68分で結ぶ」と発言していて、IOCにもその計画を提出していましたが、開催決定の翌年には「そんな所にそんなのお金のムダ」と早々のうちに撤回されました。正しい判断だと思います。

結果的には在来線と新設線を組み合わせ、さらに空港鉄道にも乗り入れて仁川空港からカンヌンまで快適なKTX車両で2時間で行けるので、冷静に見てまあまあ便利です。だって、元々は特急セマウルは走ってなくて、急行ムグンファで6時間かかってましたからね。

それにしても、ウォンジュからカンヌンまで60kmもKTX路線を整備したんで費用負担はハンパないでしょうね。ただ、韓国は日本と違って高速鉄道の線路幅が在来線と同じなので汎用性がありますから、使い道はあるんでしょうがね。

今回はコレール(韓国鉄道公社)からオリンピック向けの「ピョンチャンコレールパス」が発売されて、5日間16万8千ウォン、7日間19万5千ウォンで乗り放題なんで、高速走行を楽しむにはプサン行くのもいいかもですね。

若い人は知らないと思いますが、日本も同じで長野オリンピックのために長野新幹線ってのを造ったんですよ。今は北陸新幹線と呼ばれてる路線の東京ー長野間がそれでした。あれもオリンピック3か月前のギリギリ開業でしたねえ。

それまでの準備段階で東京から長野に行くには、新幹線でも名前が使われてる「あさま」って特急に乗って3時間かけて行ってました。横川から軽井沢間は急坂なんで電気機関車が増結されてまして、その作業中に買ったのが駅弁の峠の釜めしでした。懐かしー。

カンヌン駅前にはスーパーマーケットと小さく書かれたお店があり、ビールや韓国焼酎はバッチリ確保できました。オリンピック会場にもビール売ってましたんで、寒さは気になりませんでした。韓国レポートまだまだ続きます。
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gq1023 at 04:15│Comments(0)

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