2018年02月07日
「のど飴」はのどに効果がない?
今週に入って、広告代理店から「のど飴」の表示について「表示ルールの有無について」質問がありました。そして「勝手に書いていい」というとビックリされました。
そうなんですよ。薬事法って何でもかんでも広告表現を規制していて、薬であっても効能効果表現は簡単にはできません。薬でさえダメなんですから、健康食品なんか言えるわけない。なのに単なる菓子である飴は自由になってます。
のど飴ってのは、もともと江戸時代に寺社仏閣の参道で売ってる露天商の商売で、川崎大師のようにせき止めとかのど飴って表示してたもんなんで、効能効果を表す言葉じゃないとされてます。つまり、のど飴ってのは何の意味もない表現ということになります。
そんなわけで、私も今まで何度か普通の飴プロモーションで「のどすっきり」的なワードを勝手につけてました。メーカーも平然と商品名に「のどあめ」って付けてきますしね。
浅田飴クール&ニッキって高いですよね。あれは医薬品です。だから薬屋さんでしか買えない。それらは何らかの有効成分が入っていて、ちゃんとのどに効果があるものです。だから本当にのどが痛いときに舐めるならコッチですね。
医薬部外品に属するのど飴もありますが、大半はお菓子ですよね。効果がある物もあるかもしれませんが、ぶっちゃけ何の効果もない可能性もあります。
他にもヨーグルトや乳酸菌飲料で使われる「生きて腸まで届く」なんてのは、乳酸菌は生きて腸まで届いて当たり前なので表現に制限がないし、「おなかの空いたときに」なんてのも自由なんで、食べても何の腹の足しにもならない可能性があります。
広告ってこういう隙間を狙って行くんで心苦しいのですが、そんなわけで飴という飴が「のど飴」をうたってるんですよ。もっと風邪シーズン前に書けば良かったですが、これから花粉症シーズンなんで書いてみました。ご注意ください。
そうなんですよ。薬事法って何でもかんでも広告表現を規制していて、薬であっても効能効果表現は簡単にはできません。薬でさえダメなんですから、健康食品なんか言えるわけない。なのに単なる菓子である飴は自由になってます。
のど飴ってのは、もともと江戸時代に寺社仏閣の参道で売ってる露天商の商売で、川崎大師のようにせき止めとかのど飴って表示してたもんなんで、効能効果を表す言葉じゃないとされてます。つまり、のど飴ってのは何の意味もない表現ということになります。
そんなわけで、私も今まで何度か普通の飴プロモーションで「のどすっきり」的なワードを勝手につけてました。メーカーも平然と商品名に「のどあめ」って付けてきますしね。
浅田飴クール&ニッキって高いですよね。あれは医薬品です。だから薬屋さんでしか買えない。それらは何らかの有効成分が入っていて、ちゃんとのどに効果があるものです。だから本当にのどが痛いときに舐めるならコッチですね。
医薬部外品に属するのど飴もありますが、大半はお菓子ですよね。効果がある物もあるかもしれませんが、ぶっちゃけ何の効果もない可能性もあります。
他にもヨーグルトや乳酸菌飲料で使われる「生きて腸まで届く」なんてのは、乳酸菌は生きて腸まで届いて当たり前なので表現に制限がないし、「おなかの空いたときに」なんてのも自由なんで、食べても何の腹の足しにもならない可能性があります。
広告ってこういう隙間を狙って行くんで心苦しいのですが、そんなわけで飴という飴が「のど飴」をうたってるんですよ。もっと風邪シーズン前に書けば良かったですが、これから花粉症シーズンなんで書いてみました。ご注意ください。
gq1023 at 06:27│Comments(0)
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