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2018年01月28日

またビットマネーでハッキング

f5773ed4.png仮想通貨取引所で出川さんを使ったCMを流してる「コインチェック」が大規模なハッキングにあい、取引サービスを急遽停止しました。経緯は前にマウントゴックスでおきたのと同じようなもんです。

ただし、今回は仮想通貨の中でもNEMという物だけが狙われました。コインチェックが扱ってる仮想通貨は多岐にわたっていて、NEMだけなら大したことないと思ってましたが、コインチェックは被害全額を返還と発表しました。

2014年に破綻したマウントゴックスの時の被害額は115億円でしたが、今回の規模は500億近いレベルでした。でもコインチェックの場合は自己資本で返還できるということは、それだけ仮想通貨市場が拡大してるってことです。

メディアは「コインチェック破綻の危機」ぐらいの発表をしていましたが、感覚的に言うと「証券市場で新興市場株(マザーズ等)が狙われましたって感じ。1部・2部の取引には問題ありません」って感じ。分かりにくいですよねえ。そうですよねえ。

もっと感覚的に言えば「スナック菓子の棚からベビースターが全部盗まれました。カルビー・コイケヤ等の袋菓子は大丈夫です」って感じ。クレジットカード市場における不正利用みたいな範疇でしょう。企業としてのコインチェックは大丈夫じゃないかなあ。

仮想通貨市場ランキング見てもらえば分かりますけど、Market Capって所の数字が時価総額で1位のビットコインは20兆円以上。8位のNEMって9200億円ほどなんですよ。20分の1以下。

ですから、コインチェックが取り扱ってるのも当然ですが上位ほど多いわけで、NEMなんて本当に全体の一部なんだと思うんです。普通に考えればそうなんですが、ちょっと新聞記者とか経済評論家等の知識がまだ追いついてないのかもしれませんねえ。

仮想通貨市場が破滅みたな報道が出てますが、そんな大掛かりな話しじゃないと思いますよ。電気・ガス・携帯電話は仮想通貨取引所の扱いが大半になりますよ。契約すれば毎月のポイントが仮想通貨でもらえ、支払いも仮想通貨でできる。

コインチェックには「コインチェックでんき」ってのがあります。もうそんな世界なんですよ。今後は世の中でもらえるポイントはビットコインになるかもですね。家電量販等のポイントもそうなるかも。自然に金融資産が手に入って投資が行われる時代の到来です。

そんなわけで、今回の件はそんなに大きな問題にならないと思ってます。全額返済で信用も一気にアップしましたしね。とはいえ、セキュリティホールを突くって犯罪はなくなりませんから、対策をしっかりしてもらいたいものですね。

gq1023 at 04:49│Comments(0)

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