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2017年10月17日

選挙は風で決まる

d5500163.jpg先日の都議選は、選挙戦最終日の総理大臣による失言「こんな人たちに負けるわけにはいかない」1発で、無党派層に加え自民党支持者までもが一気に都民ファーストの会に流れた感じでした。演説をヤジられただけで切れる総理のいる自民党はアカンとなった感じです。

そして今回の衆院選は、未来の党を率いる小池代表の「(民進党からの合流希望者を)排除いたします」の一言で一気に自民党に流れた感じです。これでいいのかって感じもしますが、まあ顔となる人を立候補者が求める以上、顔役が崩れると総崩れになるのは当然です。

それにしても、各立候補者の政治思想や人間性って事に話題が及ばないままでいいんですかねえ。別に国民は安倍総理でいて欲しいわけでも、小池総理になって欲しいわけでもないと思うんですよ。どうってことない知らない人の中で選択するなら政党を見るしかない。

そもそも政党の政策にも疑問があるんです。民進党って「安保法案反対」「憲法改正反対」って言ってたのに、希望の党に合流すると「改憲」って言い出してるでしょ。どの面下げてそんな事言ってんだって感じですが、それでも合流できちゃう。

個人の資質に問題あるなあ。政治的思想が全く異なる団体に、「あっちのほうが良さそうだ」となったら行くんですか?行けるんですか?それもお金持って行って入れてもらうって訳わかんないんですけど、そんなに希望の党って魅力あるんですか?

都政でも成果すら出せず、オリンピック競技場や築地移転問題をグチャグチャにしただけの人が代表ですが大丈夫ですか?自分たちの顔として担いで来た人々を「排除する」なんて言い方する人について行けるんですか?良く分かんないなあ。

メディアの報道が真実だと、衆院選候補は希望の党に公認してもらうにあたって「政策協定書」に署名させられてるらしいですが、内容に疑問があります。

「消費税10%への引き上げを凍結」
「政党支部において企業団体献金を受け取らない」
「希望の党の公約を順守する」
「党に資金提供をする」
「選挙期間終了まで政党への批判は一切行わない」

献金は本部までってこと?個人の金も本部までってこと?金はもらうけど文句は言うなってこと?公約がないのに守れって事は「白紙契約書にサインする」って事でしょ。普通なら親にすら止められますよ。そんなのおかしいですもん。

自民党って昔から反対意見に寛容です。最近は殴り合いや怒鳴り合いはないですが、もともと委員会が紛糾するのは当たり前。だけど方針が固まれば一致団結するって事なんですよ。次期総理候補の一人と言われる石破さんだって一時は新生党行ったけど戻ってる。

沢山の人がいるのに、その人々が各選挙区で戦って議員になって来ると言うのに、それぞれの意見を認めないっておかしいですよ。野党第一党が合流してくれるって言うのに「排除します」っておかしいですよ。トップもおかしいけど、そこに合流した人々はもっとおかしい。

選挙戦前から同じようなこと書いてますが、これだけメディア露出あるから、それでも希望の党が躍進すると信じてます。だって都議選がそうだったもん。自民大敗なんて予測なかったもん。

そう「選挙は風で決まる」んです。その事を自民党が理解していれば終盤戦は総理に遊説させないでしょう。分かってなければ、誰かの発言を逆手に使うのが上手い小池代表が風をつかむでしょうね。


gq1023 at 06:46│Comments(0)

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