人づきあい稲田防衛大臣の失言

2017年06月28日

タカタが民事再生法申請

81f30a6e.jpg世界を代表する自動車安全装置メーカーのタカタが破綻しました。ほぼ全自動車メーカーに納入するほどシートベルト市場を席巻し、世界中で人々の命を守って来たメーカーの破綻です。

シートベルトで圧倒的な市場を築いて来たのに、新しい安全装備「エアバッグ」の不良によって巨額のリコールを発生させての破綻です。

10年以上も前から数件発生したエアバッグ不良によるものと思われる死亡事故を受け、長期に渡って対策が検討され続けましたが、納入を受けていた自動車メーカーはタカタのせいとしてケツ拭きはせず、最後はほぼ全部タカタ製だったホンダが2015年に採用中止を発表して、未来は決定的になっていました。

リコール対象台数が1億台以上。1台修理工賃と部品代で2万円として2兆円。自動車メーカーが工賃を負担してくれたとしても、ステアリング内臓エアバッグだけでなく、助手席やサイド等の様々な場所にエアバッグがあるため、部品代だけでも数千億と言われていました。

モータースポーツ分野でもF1をはじめとして様々な方面で活動されています。ただ有名だったシュロスは分割売却され、航空機シートベルト部門も分割売却されました。あとは懸案だった自動車部門の清算と言うことになります。

人の命を守って来た会社なんですがねえ。そして今も守り続けてる会社なんですがねえ。不良品混入ってのは怖いですねえ。今はどこが世界中に納入してるんですかねえ。トヨタやってる東海理化さんでしょうか?まあ、納入メーカーは全社明日は我が身って感じでしょう。

製造者責任って怖いっすねー。自動車メーカーに納入してるだけなのに、問題発生と同時に全責任を納入メーカーに押し付ける可能性もあるわけですよ。だったら納入メーカーリスクも製品価格におりこまないといけない。

自動車になくてはならないシートベルト・ハンドル・エアバッグの世界企業が破綻してると言うのに、日本政府や経済界がシカトしてることにビックリしてる私です。


gq1023 at 05:20│

この記事へのコメント

1. Posted by むーみん   2017年06月29日 04:03
タカタはエアバッグに於いては世界的なシェアを持っていましたが経営形態は中小企業並みの家族経営をしており、国際的な会社とは程遠い基準だったのが今回の破たんを招いたのでしょう。株式の六割を支配していれば、社長は王様です。一般株主やサラリーマン重役の意見など聞く耳を持たなかったのでしょう。初期段階で社長自ら手を打っていれば破綻することもなかったでしょう。最後まで製造者責任を認めず、社長が説明しろの世論に応ぜず、以前に一回と今回で二回目の顔出しでこの何年間皆部下任せでした。先日の破たんの記者会見でもまだ「わが社の責任か否か分からない」と社長は言っていましたので倒産するだけのことはあるなと思いました。問題が起こっても真摯に対応しませんでしたので、装着した自動車メーカーは立替の形でお客様に先行補償しました。それが2兆円近くになるのでしょう。

そもそも先代が自動車運転は安全第一として開発したばかりのシートベルトを本田宗一郎氏に直談判をして理解した宗一郎氏がホンダ車に搭載したのがシートベルトの始まりとされます。そのホンダから縁切りされたのですから、余ほどボンボン社長は経営者の器ではなかったのでしょうね。

このような家族経営会社は大きいからと言って他社が面倒みれません。中国資本に買われるようですが、東芝と言い、富士写真フイルムと言い、日本郵政と言い、キリンビールと言いでかいですが国際的経営にはまだまだ疎い日本企業が目立ちますね。
2. Posted by むーみん   2017年06月29日 04:33
製造者責任と販売者責任は法的には異なります。製造者が製造者名を付けて販売するものは製造者の責任です。部品であっても同じですね。これに対し、材料からスペック(仕様)まですべて販売者の指示で製造させた物は販売者責任となります。

身近で云うと7&Iのイトーヨーカドーやセブンイレブンで売っている自社ブランドは販売者と製造者が併記してありますので、不良品が発生すると損害賠償は製造者へ行きます。これに対しイオンの自社ブランドのトップバリュは商品に販売者名しか書きません。
これはすべての責任は販売者であるイオン蠅負うことをお客様に宣言していることです。両社とも自社ブランドのカップニュードルがありますが、どちらも日清とかまるちゃんとかに製造委託していますが、片方は製造元を表記し片方は表記しません。トラブルの時の責任分担を考えているのが7&Iですが、これは商品に全責任を負うとするストアブランドのイオン哲学とダフルレーベルで責任を分散しようとする7&Iの経営哲学の差ですね。岡田流か鈴木流かの差で選ぶのは消費者ですね。

まあこれからはエンドユーザーには販売した所が補償して、補償の負担についてはスペック等の意思決定の過程から組み立て屋の中での話でしょうね。
人づきあい稲田防衛大臣の失言