豊洲市場の専門家会議文科省の調査結果公表について

2017年06月15日

タワーマンション火災

e53f7601.jpg2010年に上海で発生したタワーマンション火災の時、中国だからとかスプリンクラーの不備で日本等の先進国ではありえない等と言われたものでした。

そう信じて来ましたが、なんと今回はロンドンです。上海やロンドンの例は30階にも満たないマンションですが、それでもこれだけの火災になってる事を考えると、やはりハシゴ車の届かないマンションは怖いですよねえ。

以前の日本では、やはり火災への恐怖心からタワーマンションは売れないと言われていました。でもバブルが状況を一変させます。さらに状況を大きく変えたのが容積率の緩和。高層住宅を建てていい地区が指定され、そこにバンバン建設され始めたんです。

あれから20年。現在森ビルが計画中の虎ノ門・麻布台地区の開発では、63階建てと53階建ての2棟の超高層マンションが予定されています。私の住んでいる武蔵小山でも41階建て2棟が建設中で、さらに3棟が計画されています。空前のタワーマンションブームです。

いやー怖いですねえ。武蔵小山にタワーマンション造っても、超高層対応のハシゴ車が荏原消防署に用意されるわけじゃないですからねえ。最高クラスの40m級って何台あるんでしょうねえ。54m超って東京にあるんですかねえ。トミカのNo.108より巨大なはしご車です。

これからタワーマンション購入の際は、所轄や周辺消防署にある車両のチェックも不可欠ですね。もしかするとオフィスビルやマンションを開発するデベロッパーが、高層建築やる際には超高層対応はしご車を提供しなきゃいけなくなるかもですね。

とはいえ、どんなにすごいはしご車でも20階に届くかどうかですし、水を超高層に上部に届けるには、下からの水圧だけじゃ無理があるので、火災時に自動的に消火するためのスプリンクラーがあるかどうかと、ビル上部に消火活動に必要な水が蓄えられる構造かどうかも見ないといけなくなるかもしれません。

それにしても怖い。怖すぎる。

gq1023 at 06:10│Comments(0)

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