2017年05月01日

トランプ大統領100日

d518aa6a.jpg昨年12月にワシントンポストが書いた「トランプ政権に500以上もある主要ポストの指名ができるのか?」なんですが、できないと思っていたようで、それを後追いするサイトまで構築してます。

ハネムーン期間と呼ばれるメディアが大統領批判を展開しない時期が過ぎましたが、この大統領にはハネムーン期間がないんじゃないかと思えるぐらい批判が集まってます。とくに問題なのがこの主要ポスト人事。ぜんぜん決まらないので何も進みません。

なんといっても大統領側近と言われる超閣僚人事においても家族を入れなきゃいけなかったぐらいの人手不足ですから、政治的にも政策決定プロセス的にも精通したプロを起用するのは離れ業です。そもそも議員経験ゼロですから、まあこうなっちゃうってことですかねえ。

この件は3月1日にもウォールストリートジャーナル日本語版でも記事になってましたが、その当時で「549ポストのうち決定は15」という書かれ方でした。まあスカスカですから、各国の担当者も困ってるし、アメリカ国内も停滞してるはずです。

とにもかくにもまず候補者が必要で、その後に上院の承認を経るわけですが、候補者が100人もいない様子で全く展望が描けません。そんなわけで、当然のことながら北朝鮮と秘密裏に交渉するって役割を担う人もいませんから、今のような状況に陥ってるのでしょう。

それにしても、ワシントンポストの記事を信じると、556ポストのうち決定が25、書類上での候補者が決まってる(上院の承認待ち)のが40。まだまだ道のりは遠いとしか言えません。なかなかにすごい政権です。

大統領選挙の際は「アメリカを強くする」とか「他国を排除する」って言ってましたが、そんなことやったらマイクロソフトもアップルも生きていけないし、アメリカ国民も異常に高い製品を買わされることになります。

オバマケア廃止とかTPP離脱とかパリ協定無視とか発言するのは自由ですが、実際に大統領令に署名されちゃうので、それに対応しなきゃいけない人々は大変です。そりゃあ指名を断る人も多いだろうし、人事が進まないのも分かります。

しかし、アメリカ大統領が毎年出席するホワイトハウス記者会主催の夕食会を欠席して、同じ時間帯に自分の集会を開いたのはまずいですねえ。メディアはウソつきだなんてことを言い続けても、今の大統領は彼ですから、流れて来る大半の報道は事実です。

いくらなんでもアメリカに雇用を取り戻すなんて古すぎですよねえ。元々失業率は低いんで、もっと経済的に発展が見込まれる地域との関係性を太くするほうが得策ですけどねえ。インド・中国・ロシアとの経済活動を活性化するべきだと思うけどなあ。

日本政府としては大々的に「アメリカの主要ポストが決まらないから困ってる」なんて言えないでしょうが、各省庁の官僚たちは確実に困ってます。小さなことから大きなことまで、全部大統領とホットラインで電話でやるのは無理ですからね。

まあゴールデンウイーク最終日の7日にはフランス大統領も決まりますし、9日には韓国大統領も決まりますので、今後の世界情勢に敏感であり続けるしかないですね。

gq1023 at 05:00│Comments(0)TrackBack(0)

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