2017年04月20日

プロデューサーとディレクター

3c2e08a5.jpgイベントでも映画でもCMでも同じですが、プロデューサーってのは企画書を作って予算も確保して営業回りして監督を決めて全体の道筋を作る人です。監督ことディレクターってのは、それを受けて実際の全体を作り上げる人。

プロデューサーが決めた全体像とフレームに合わせてディレクターは出演者を決め、スタッフを決め、制作手順を決めて行きます。すべてに気を使い、全部の責任を負って現場を進行させるのはディレクターの仕事。全スタッフの動きはディレクターの指示で決まります。

もちろん最初からディレクターになれるわけなく、最初は言われた事だけやるパシリでスタートします。映画で言えば助手。テレビやイベントで言えばADです。「ガムテ!」なんて言われたら「はい!」といってすぐにガムテープを出す。それが助手です。

25歳にもなるとコーナーディレクターになる。全体の中の一部を任されるわけです。チューイングガムの全国サンプリングやるとすれば、渋谷エリア3か所のディレクターになったりする。30歳にもなればバリバリのディレクター予備軍です。

そこからはスタッフを知ってるかと事務作業できるかで人生が決まります。企画書や台本作れるのは当たり前。脚本家やタレント事務所や制作プロダクションとのパイプがどれだけあるかも重要です。協力を沢山取り付けて製作費を浮かせるのも仕事。

撮影香盤表とかマニュアルとかいろんな物を作って現場に行きますが、現場に行ったらお弁当が来てるかとか警備員が手配出来てるかとか駐車場が確保されてるかまでディレクターが配慮する。

うちの会社ではプロデューサーが私です。本当は全員がプロデューサーになって欲しいのですが、50代も40代もまだまだダメ。そしてディレクター達もまだまだ器量が狭く、スケジュール管理ができず、後手後手に回って、小学生の夏休みの宿題みたいに最後にヒーヒー言ってやっつけてます。

なんでこうなっちゃうのかなあ。言われたことだけやるのを仕事と思ってたらディレクターやプロデューサーはできません。言われないことまでやらないとダメ。

今日は朝から現場設営ですが、弁当手配してないだろうなあ。警備員もいないだろうなあ。そもそも作業マニュアルもない。緊急連絡先ももらってない。でも何人もスタッフが入って重機も入って作業だけは行われます。うーん、仕事決まってから1か月以上も経ってるけどなあ。

まあそんなヤツらも社員ですから、プロデューサーは見守るしかないし、任せきるしかない。テント屋、撮影特殊機材屋、音響照明なんてのは知ってて当たり前、弁当屋やトランポ屋(コンサート機材輸送業)なんてのまで知ってる私からすると、「なんで知らんねん?」って感じがしてます。

頑張れディレクター達!

gq1023 at 05:45│Comments(0)TrackBack(0)

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