2017年03月21日

自動車ジャーナリストの事故

78943331.jpg自動車ジャーナリストとして有名だった森野氏が箱根ターンパイクで事故死して1年近くが過ぎました。車はポルシェGT3で、道路を飛び出してドライバー側ドア部分から立ち木にぶつかった不運なサイドクラッシュ事故です。

雑誌社から借りた車で試乗中に事故に遭ったようですが、自動車ジャーナリストなら箱根ターンパイクは山ほど走ってるでしょうし、路面が傷んでいることやバカみたいな速度でセンターラインを超えて来るような車が沢山いることも分かっていたと思います。

事故現場はウネウネと曲がっていて、普通の人ならアクセルなんて開けられません。「エンジンブレーキ併用」とか「待避所アリ」なんて看板が多数設置されてます。事故現場の木の向かい側には「400m先緊急待避所アリ」の看板があります。

事故現場手前の左ガードレールに傷があるというのですが、リアが滑ったかオーバーステアでイン側にヒットしたのかのどちらかでしょう。とにかく真横を向いていたことは数々の目撃証言から明らかです。

金魚コーナー手前の左カーブって右側に駐車場があるので、当時は桜の季節で車を降りて記念撮影する人々も多く、何人もが現場にいたのではないでしょうか。下り車両が右折して駐車場に入るために一時停止してる事もあるので、まあ道を知ってる人ならあんな場所でスピードは出しません。

車は左に横を向いた状態ですからドライバーはカウンターをあてます。左ガードレールにヒットして減速、横向きにスライドしてさらに減速、スリップ状態のタイヤもいつかはグリップを取り戻します。グリップが戻ればカウンターあててる方向に車がクルッとスピン。よくあることです。

左向きになった車体にカウンターで右ステアを与えてるので、グリップが戻ったと同時に右スピン。1回転すれば停止したと思うのですが、そこにガードレールや立ち木があって死亡事故になったという感じでしょう。公道で出しちゃいけないような速度が出てたんだと思います。

下り坂なんで何らかの理由によるブレーキ系トラブルかも知れません。借り物の車ですから、ちゃんと点検整備して走ったわけでもないでしょうし、ご本人が亡くなられているので確認する方法はありません。メーカーの広報車なら整備も完璧でしょうが、借り物だと誰がどんな改造してるかも分かりませんしね。

ただ、桜の咲く季節になったので、少し森野さんのことを思い出しました。事故前後の映像が残されてます。直前には全く路面になかった桜の花びらが、事故後は道路を埋め尽くしている光景を見て、その衝撃の凄さを感じました。皆様方のご冥福をお祈りいたします。



gq1023 at 08:17│Comments(0)TrackBack(0)

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