社長にとってのビジネス教育勅語と教育基本法

2017年03月17日

若者が参加しないのか?老人が活躍しないのか?

東洋経済が連載している「地方創生のリアル」を見ていて思うのですが、あんまり都会も変わらねえなあってのが正直な気持ちです。

無駄なシャッター商店街対策、ゆるキャラPR、若者を排除する町会・商店会、イベント地獄による疲弊。どれも私の住んでる町にも見られます。昨日も町会の会合でしたが、街の姿が激変するほどの話しにはならず、後継者不足といいながら幹部を年寄りで固めようとする感じでした。

なんか、年齢とか人格とかこれまでの経歴とかで町会長を決めようとする。それ自体がダメですよね。マンションの自治会とかって、くじ引きだったりするでしょ。忙しい人が自治会長になったら、行事もなくなっちゃうんですよ。それでいいじゃんって思うんですね。

地域の祭礼が大切って方がいたら、その人に祭礼は任せればいいわけでしょ。もちつきとか、お花見とか、地域活動の大半はやってる側もめんどくさいけどやってる。だったら、やってもやらなくてもいいって方向でいいと思うんですよねえ。

うちの町会で言う「若いのがいない」って言う若いのが私ですよ。もう50歳ですからね。ぜんぜん若くない。町会長・自治会長の平均年齢が70歳超えてるんです。50歳未満は4パーセント未満。自治組織が高齢化しちゃってる。

防災活動やっても参加者が老人ばっかりなんです。現役世代の若いのが参加しない。深刻な事態ですよ。団塊Jr.ってもう50歳になろうとしてるから、人口のボリュームゾーンが結構な年齢になってます。

町の行事に参加してもらって、昔から住んでる人々と仲良くなるのに3年として、そこからいろいろ手伝ってもらって定着してもらうのに5年としたら、もう60歳ぐらいになっちゃう。根本的な対策を取らなきゃいけない。

政治も企業も自治会も全部抱えてる悩みは同じで、後継者不足って言ってるけど、現実的には後継者育成プログラムの欠落です。PTA会長だってお祭りの会だって全部同じ。任期が1期2年だとしたら、3期6年で開拓して育成して引き継ぐようなプログラムが必要。

そんなわけで日本全体が疲弊してる中、この連載書いてるまちビジネス事業家の木下斉さんって82年生まれの35歳なんですよ。このへんの世代がワイワイ活躍できる環境を創り出さないといけない。

後継者不足なんで、立候補すれば町会長になれちゃう環境ですから、この際やっちゃおうかなーって思ってます。まずは副会長からですかね。ここで改革できれば、全国に適用できるわけで、なんとか小学校の話しをグダグダやってる政治家よりよっぽどましなんじゃないかと思ったりしてます。

gq1023 at 06:58│Comments(0)

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