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2017年02月24日

地下鉄における防火設備とスプリンクラー

25fa4106.jpg韓国のテグという都市で地下鉄の中で焼身自殺を図る者が出て、結果的に200人近くが死亡し150名近くが負傷した「テグ地下鉄放火事件」というものがあります。14年前のことです。

地下鉄は不燃材と難燃材で製造されており、駅の構造物や広告看板に至るまでそれは徹底されていますが、テグの場合は自殺者がガソリンを使ったため爆発的に火が発生し、窓ガラスを止めていたゴムが溶けて、隣の車両や隣接する列車まで燃えてしまいました。

しかも、重要なのが死者192名・負傷者148名のうち、火元の列車はほとんどが生存していたのに対し、後から隣接する線路に入って来た列車の乗客は大量に死者を出したということです。人は状況を飲み込むのに時間がかかり、なかなか避難開始しないようです。

ここでの教訓。
1)火災が発生したと分かったら列車の運行を全て停止
2)地下鉄駅は電気が止まれば真っ暗なので自力で逃げる明かりが必要
3)煙を感じたら火災だと思ってすぐ避難

日本の電車は不燃材だけしか使われてないから大丈夫なんてのはウソです。車内は単なる紙で出来た広告で埋め尽くされ、可燃物の持ち込みも禁止されてませんから、乗客はエアゾールスプレーやマニキュアの除光液を大量に車内に持ち込んでいます。

最近の日本の電車は電球がむき出しになってたり、わざわざガラスカバーが付いてますが、あれは以前カバーになっていたアクリルが燃えるからなんですね。だけどシートがフワフワなんです。海外の地下鉄ではほぼシートは固い素材ですが、日本は放火されるとあそこが危ないんじゃないかとにらんでます。

写真は昨日の表参道駅です。スプリンクラーほとんどないですよ。ただでさえゴチャゴチャしてる駅の中にエチカという商業施設を造ったから駅構内は超複雑になってます。そして特筆すべきは最近は地下駅構内にも飲食店が多数あること。非常に危険です。

地下鉄駅のコンビニにフライヤーがあって、そこでチキン揚げたりしてたら危ないって想像できますよね。昔は改札に駅員が多数いたけど、今なんて大していないんだから万一の際は誘導員も足りませんよ。ワンマン運行の電車だって多いですしね。

こんな感じで日本って国は突っ込みどころ満載です。政治家は、そういう突っ込みどころを突っ込んで、どんどん改善していけばいいのですが、そんなのやりません。議員さんたちは政争だけやるのです。

今日も国会では安倍小学校の話しを、都議会では豊洲新市場の話しを、沖縄では辺野古の話しをやるのでしょう。そして身の回りの危険は放置されていく。いずれどこかでトンネルが落ち、橋脚が倒れ、ビルが倒壊します。

高度成長から50年。道路も橋もトンネルもボロボロですが、地方自治体にはそれを監視する資格者も職員もおらず、点検は遠望目視と称する遠目に見るって方式が8割です。国からは予算が各自治体に支払われてますが、別のことに使っちゃってるんですよ。まじで。

そんなわけで、今日も政治や政治家に大きなことは期待せず、零細企業の私ごときは、今日の食いブチをセッセと稼ぐことにします。

老朽化の現状・老朽化対策の課題 - 国土交通省

テグ地下鉄火災動画


gq1023 at 06:25│
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