未来を描くのは社長や部長じゃないスタープリビレッジというホテル上級会員

2017年02月22日

親や親族と同じ業界や会社で働くということ

fb809cdc.jpgどこの会社でもそうですが、入社のいきさつを紐解くとコネ入社ってのは多い。コネほどバックグラウンドが確実な人いませんから、コネ入社ってのは大切な採用ルートであり、それを大切にしてる企業や業界は沢山あります。

広告業界なんてコネだらけで、放送局・広告主・広告代理店なんてのは偉い人の息子が相互に紹介し合って入社してるので、広告代理店の新入社員が放送局幹部の息子だったり、広告主メーカーの創業家ファミリーだったりってのは日常茶飯事です。

ただし、まず有名大学出てるってことが重要で、そこがクリアできてないと子会社に紹介されることになる。そしてどんどん支流のイベントプロダクションとか広告制作会社までコネワールドが展開します。そういう私もコネ入社組。

そうなるとね、どの人も自分の上じゃないし下でもなくなるんです。デザイン会社の新入社員が放送局の社長の息子だったりするわけですよ。親も兄弟も親戚も広い意味で同じ業界にいたりするわけです。そうやって社会の縮図を見て、社会ってのを理解する。

子どもが親の会社に入るのって多いですよね。あれ親の七光りと思ってる人も多いと思いますが、入る子供のほうも内心忸怩たる思いを持ってるはずです。やりにくいですから。でも、親族の前で仕事がやりにくいなんて言ってたら誰の前でも仕事できないじゃないですか。

私は1年半ですが、親父が支社長って環境下で働いたことがあって、そこでいろんなこと知りました。当たり前ですが、親父の働いてる姿なんて子供は見ませんよね。どんな行動をして、どんな言動をして、どんな仕事をやってるかを初めて見たんです。あれは良かった。

ぶっちゃけ、働いてる時は働きにくいですよ。だけど、親を亡くして分かるのは、あれがなかったら接点少ない人生だったなーって思うのです。

仕事やってて思うのは、何にもない所から「はじめまして」って電話してアポ取るの大変ですよ。やっぱり紹介でアポ取る方が楽。要するにコネです。親や親戚が同じ業界にいれば強力なコネじゃないですか。働きにくいとか言ってる場合じゃないわけですよ。

そんなわけで、コネは親でも親戚でも健在ならドンドン使えなきゃいけないし、そんなのも使えないヤツはダメだと思ってます。「コネ=人脈」ってことですからね。

gq1023 at 06:47│Comments(0)

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