不義理通信手法の変化

2017年01月23日

中国の経済成長率と日本

1557db26.jpg先日「中国GDPの伸びが26年ぶりに鈍化」という新聞記事が出ていたのですが、なぜか論調が中国経済の鈍化を危機と感じているかのようになってます。

でも、6.7%も伸びてるんですよ。日本ってバブル真っ最中ですら88年の7.15%が最高で、87年は4.11%、89年は5.37%、90年は5.57%ですから、全然中国はバブル成長を続けてます。なのに、なぜか日本のメディアはそこを伝えません。

グラフは80年を1とした場合の現在までの推移なんですが、日本が2.03なのに対し、中国は29.9なんです。すんごいですよね。30倍っすよ。

80年といえば日本人の平均年収は300万を切ってました。今たぶん420万ぐらいなんで、実際には2.03といっても、実質成長率は1.4って感じでしょう。

GDPの総額でも中国が11.36兆USドルで日本が5.11兆USドルらしいので、1ドル=112円として中国を13.5億人で割ると平均94万2千円ほど。日本は1.25億人で割ると457万8千円ほどなんで、中国の平均所得ってたぶん100万円に近づいてるんですよ。

上海でも北京でも、ほんの少し郊外に行けばど田舎ですからね。そこにはまだ牛で農作物運んでる光景が残ってて、その人々で年収10万円程度とも言われてますから、もっと田舎にいけば年収5万円切る人もいる中でのこれですから、都市部のサラリーマンは日本と変わらない年収ですよ。

そんなビジネスチャンスが隣国に転がってるのに、メディアはこぞって日本企業に投資を呼びかけるべきでしょ。「まだまだ伸びる中国経済。2016年もバブル継続中!」って感じの見出しでいいじゃないですか。だって周辺部の農民なんてまだまだ仕事探してるもん。

中国人って国内ですら移動の自由が認められてないから、地方の方々が都市部で働く時は違法就労になるんです。とはいえ働くだけなら大丈夫ですが、子供が生まれたりすると、その子は都会では学校にも行けない。そんな国内問題を抱えてます。

中国人の国内移動自由化って避けては通れない道なんですよ。ただ、それが実現すると、まだまだ経済成長の余地があるってことです。中国は日本を上回る少子高齢化に悩まされてますから、都市部での若い労働者確保のためにそれを実現する可能性がある。

せっかく30年もバブルやってる国が隣にあるんだから、バリバリ恩恵に授かればいいのになーって思ってる私です。

gq1023 at 06:09│
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