会社の備品小さなおうちと大きなおうち

2016年12月21日

大卒ってのは資格じゃない

オッサンになって分かったんですが、大学は若いうちにいったほうがいいです。私の場合学校の成績はビックリするほど良かった。だけど、意地張って大学行かなかったんです。そんな資格で戦うのは無駄だとね。

だけど、社会に出て30年も経つと分かって来ました。大学出た人しかいない会社に「大学なんて出てるヤツはアホだ」とか言う人いらないんですよ。周囲を乱すだけでしょ。同じ経験した人が一緒にいた方が、組織としては構築しやすい。

東大生なんていくらでもいますよ。私のような元ミュージシャンなんて元東大生よりはるかに少ない。だけど、その時その瞬間に受験勉強をやった事実があって、周囲の人々にその時頑張った事が出身大学名で伝えられるわけです。

別にミュージシャンとしての活動を頑張ったかどうかは誰も分からないし、どんな頑張りがミュージシャンを有名にするのは誰も分からない。それに対し、受験勉強して大学に行った人々には、東大の価値が分かるじゃないですか。

30年も前の大学で教えてたことなんて今の社会じゃ何の役にも立たないですよ。だけど、受験勉強で頑張ったって実績は残る。それが客観評価になるんですよ。

うちの社員に大手証券会社やメガバンクみたいなノルマ科してビシバシにしごいたらすぐ辞めますよ。だって大学なんて行ってないんだもん。受験勉強すら頑張らなかったのに、仕事なんて戦えるわけないじゃん。最近気づいて来ました。

大企業みたいに「金すら稼がないヤツに未来があるかい?生きる価値あるかい?」なんて言ったら、すぐブラック企業扱いですよ。だけど、大手金融機関ってそういう所じゃないですか。証券会社なんて、まだ5時半前ですけど出社時刻でしょ。

大卒ってのは資格じゃないんですよ。学習塾やって分かりましたけど、私英語も数学も高校卒業程度までまだ分かってます。模試でも80点以上取れる。学校の授業を難しいと思った事ないし、高校3年の駿台模試って全国4位でしたからね。

その時点で、大学は「学びたいと思ってから行こう」と思ったんです。高校も行くつもりなかったけど、高専に行きたかったけど親に邪魔されたから、「大学行きます」って言いながら受験は休むって調子。でも、親が裏に手を回してたみたいで、受験欠席したのバレたんで、ハッキリ言いました。「行きたくないから行かない」って。

今さらながら「行っときゃよかったなー」って思いますよ。同じ時間と言うか空気を共有した仲間と、時空を超えて「俺も慶応」とか「俺も早稲田」って言いたかったなーって思います。オジサンのノスタルジーです。

高卒ってのは資格です。だけど、大卒ってのは資格じゃなくて頑張った証。誰だって、あのペラペラの教科書を全部覚えれば合格するんだもん。だけど、それ以上に頑張ったって証のある人は、それでいいんです。

うちでロードレースやってる榎戸選手もそう。来年3月で高校卒業ですが、大学は行きません。ロードレースで食べる道を探ります。アホみたいでしょ。だけど、私もミュージシャンで生きていくと決めて頑張った。頑張れることのある人は頑張ればいい。

頑張るものが見つかってない人は、少なくとも高校時代だけは頑張ったという証として、大学入学を目指してみてもいいかもですね。行ったこともないオッサンの戯言でした。

gq1023 at 05:29│
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