ま、まさかの青山博一選手がワークス参戦労働者保護はブラック企業があるという思い込みを無くすことから

2016年10月16日

電通社員の自殺は電通のせい!?

豊洲新市場の件でも書きましたが「誰か悪者がいる」という思い込みは判断を誤らせますよ。「悪者はいないけど悪いことがおきる事もある」ってことですよ。

以前に書いたことがあるのですが、私も電通西日本時代に自殺寸前まで行きました。死んでたら遺族によって過労と言われたかも知れません。でも現実はぜんぜん過労じゃない。

勤務状況で言えば、月に20日以上の出張が3年以上続き、夜23時以前に帰った日なんてない有様。土日もすべてイベント立ち合いでした。空いてる土日は全て出社して、溜まってる仕事をこなす時間にしてました。限られた休みの日は部署のゴルフコンペ。休みなんてなかった。

残業時間計算したら200時間ですよ。いや、もっとかも知れない。週に1回は徹夜もありましたからね。だけど私の場合、心を追い詰めたのは女性問題でした。結婚してるのに外で女を作っててバチが当たったんですよ。危なかった。

要するにケアすべきなのは「心の病」ですよ。子供のいじめでも同じ。病にかかる可能性はいくらあっても、必ず罹るとは限らない。カゼやインフルエンザと同じことです。病気だから、罹ったらすぐ治療に向かわないといけない。

まず重要なのは「被害妄想」からの脱出。私の場合は奥さんと離婚の話しをして、子供のできた愛人に結婚したいと言ったら切られただけなんですが、それだけで絶望っすよ。周辺にいる親子連れとかカップルがうらやましくて仕方ない。自分だけ不幸に思えて来る。これ大ピンチっす。

ずーっと仕事があればいいけど、たまに休みがあるんですよ。そこで超思い詰めることになる。私の場合は1998年の正月明けにあった「玉野記念競輪」というレースでした。ずーっと準備して来て、前節の初日前日の準備が終わった瞬間に「死のう」と思ったんですよ。

周囲が感づいたからだと思ってるんですが、やたらといろんな人がその瞬間に携帯電話に電話をかけてきて、結局岡山市内で日本中から来た新聞記者や中継局社員や電通メンバーと飲み歩いてるうちにピークを通り過ぎました。

「心の病による自殺」は社会全体の問題ですよ。それを一部の会社だけに限定されたことだと断定すると良くない。どの会社にも共通したリスクなんです。過労死と言われているもの自体が過労を原因としてない可能性が高い。

厚労省には自殺者いないんですか?新聞社にも放送局にもいないんですか?どこかの会社のせいに押し付けてたら解決しないですよ。心の病なんだもん。病気なのに治療しようという社会的雰囲気づくりをしてない。

東大卒エリートとか書いてるけど、東大なんかエリートじゃない。大学だけで毎年3千人以上卒業するわけでしょ。大学院も含めたらもっといる。そこから電通行くのも当然エリートじゃない。公務員上級試験に合格しない人ですよね。普通の学歴社会のお利口さんの就職ですよ。

本人たちがそう思えれば楽になる。身内に「しんどい」と言っても、「いい会社に入ったんだから頑張りなさい」とか言っちゃう。回りも「東大で電通なんて君は我々共通の自慢だよ」なんて言うから、どんどん追い詰められる。

ぶっちゃけ電通が9時半から17時半まで勤務で残業しなくなったら、日本中の大手メディアは倒産して、東京オリンピックなんてできなくなりますよ。中小零細にも同じことを求めたら、小さい会社は全部なくなります。なんか全然納得してない私です。

gq1023 at 02:26
ま、まさかの青山博一選手がワークス参戦労働者保護はブラック企業があるという思い込みを無くすことから