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2016年10月10日

厚労省「過労死白書」

e01828e6.jpg2014年に過労死等防止対策推進法が成立したのを受け、先日厚生労働省から「平成28年度過労死白書」なるものが発表されました。

非常に興味があったので見てみたのですが、300ページ弱もあって断念。こんなんじゃ過労死防止できないよーと思ってたら、「過労死等防止啓発パンフレット」という簡単なガイドブックに行きつきました。とはいえ10ページ以上あります。

それによると一番最初に「おおむね発症前1か月間に100時間を超える残業、又は2か月から6か月以上80時間を超える残業」で業務と発症の関係性が高まると書かれています。ただ、どのページを読んでも過労死防止につながりそうなことはみつかりませんでした。

だけど、3人の事業所で目の前に10人分の仕事があったら根性でやるしかないでしょ。残業しない範囲で頑張りましょうなんて言ってられないでしょ。「悪いけどこれ3日間で納品しなきゃダメなんで頑張ってくれよ」と社長から言われて、「残業できないんで帰りまーす!」って言えないでしょ。

なんか対策が違うと思うんですよねえ。ドラクエファンはドラクエの新作買ったら朝までやるでしょ。連日やっても過労死しないじゃん。興味のあることは寝る暇を惜しんで頑張れるってことだと思うんですよ。

逆に言うと、長時間残業が必須の業界なのに自分が興味の持てない仕事に就いてしまった人は、労働者側で辞めるという選択を積極的にチョイスしたほうがいい。

ただ日本の現状において、残業80時間なんて当たり前だし、忙しい時に100時間超えるのは普通なんですよ。終電ギリギリまで働いたけど22時までしか残業つけないなんて別に珍しくないでしょ。明け方まで残業してマンガ喫茶で寝て出勤なんてありますよね。

完全週休2日制の会社なら月平均の労働日数は20日。毎日4時間残業で80時間ですよ。9時から17時勤務の会社で21時まで残業ってことですよね。ちょっと土日にイベントの仕事でもあれば8時集合の20時解散が2日でも100時間超えですよ。ぜんぜん珍しいことじゃない。

その普通の状況の中でさえ、過労死としか結論付けられない自殺が発生しているってのが現状ではないでしょうか。やりたくないことを強要され、いやいややってるうちに心が病んで、そこに別のショックが重なって自殺という選択肢を選んでしまうんでしょうねえ。

「旅行代理店に就職したら途方もない商品券の販売ノルマを押し付けられた」とか「広告代理店に就職したら毎日夕方に翌朝一までに仕上げろという仕事をおしつけられた」みたいなヤツね。

そんなの当たり前なんですよ。JTBに就職したらナイスショップやナイスギフトの販売ノルマは全員に押し付けられる。電通に就職したら広告主が勤務時間内に抽出した課題が集まるのは夕方以降だから、それを翌朝までに回答案として用意するのは常識ですよ。

そもそも世界中に旅行者がいりゃあ24時間365日いろいろあるし、毎日休みなく放送や新聞発行が行われてれば放送事故や掲載ミスは毎日おきる。何かあれば残業になっちゃうでしょ。

業務内に分からない事があるのに分かったフリして仕事してたら、どんどん分からなくなって、分からないのにサービス残業で乗り越えて来たら結構評価が高くなって、どんどん与えられる仕事量が増えて、作業量がオーバーフローでフリーズなんてのもあるでしょうねえ。

でも仕事だけで自殺しないんじゃないかなー。心のバランスが崩れるのって、なんか心のより所が崩れた時なんじゃないかなー。飼ってたハムスターが死んだとか、彼氏に「残業残業って会うヒマないじゃん」って言われたとか、そんな事なんだと思うんですよねー。

厚生労働書は、そんな「心のより所が崩れた事」にまで踏み込めないですよねえ。だけど、80時間を超える残業はアウトで60時間以内ならセーフなんてのを堂々と発表すると、80時間以上の残業してることだけで「オレ不幸」って思っちゃう人も出て来るような気がします。

本当は企業側が働く喜びをどんどん用意できればいいんですよ。ドラクエみたいに朝まで夢中で働く環境があって、社員も「残業代なんて欲しくないですよ。仕事したいだけです」なんてイキイキと残業できればいい。

そういう労働環境づくりとか働き方改革ってのが必要なんじゃないかなーって思ってます。

gq1023 at 06:02
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