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2016年10月04日

とうとう新聞記事になった大型機冬の時代

5b6fc104.jpg今日の日経新聞で「大型機冬の時代」という記事が出ました。エアバスのA380とボーイング747ならびに777が売れないという記事です。

日経新聞の記事ですから決定的に深刻な書き方ではないですが、ボーイング747の最新鋭機747-8はもう売れそうにないし、777も昨年は58機しか受注してません。表はエアバス社の受注一覧ですがA380は売ってないのも同然の状況です。

日本の政府専用機って747-400なんですが、この新機種選定にあたっては、最初から747-8は想定になく、エンジンが2発の777-300ERとなっています。じつは、もうすぐ777-Xが出るらしいのですが、政府専用機は信用第一なので在来機が選定されてます。

これまで積極的にA380を導入してきたシンガポール航空は、今月「現在のリース期間満了をもってA380の運用終了」との発表を行いました。合計19機運用していますが、いきなり来年には14機になります。

そういえば何度かタイ航空のA380に乗ってますが、いつもガラガラ。A380って8割は埋めないとペイしないと噂されてましたんで心配してたんですが、各社大変なんでしょうねえ。

こんな時代なのに、今年1月にANAがA380を3機発注という報道が出ていました。「機体デザインコンテスト」やってるぐらいなんで本当に導入するのでしょう。いやはやなんともタイミングの悪い時期にコンテストはじめたもんです。シンガポール航空の中古で良かったんじゃないんですかねえ。

まあANAのハワイ路線は767でしたから、しょぼすぎたのも事実ですがね。羽田から1便、成田から2便。まあJALも便数は羽田1便、成田4便と多いけど、成田便の1つが777なだけで他は767。一気にANAがハワイ路線の人気を獲得するかもしれませんね。

ぶっちゃけ私のようにエコノミークラスでOKな人には大型機って必要ない。どうせシートに1度座ったら動けないんだから、単通路の737やA320でいいんで、ジェットスターやエアアジアで十分なんですよ。なんといっても航空券が安いですからね。

大きな旅客機に乗ったら楽しいという決定的な違いが欲しいですよねえ。それがないと安いの選んじゃいますよ。

アメリカ合衆国は大統領専用機を777-8で新造するそうです。確かに万一のことを考えたら4発エンジン重要ですからね。そして、いずれは早々のうちに4発機はなくなるでしょうからね。いまのうちに造っておいたほうがいいのは分かります。

ただ、経済効率の話しを抜きにすればジャンボジェットの747や二階建てのA380ってワクワクするんですよ。そのワクワクをビジネスにする技こそ、航空機メーカーや航空会社に求められてるのかも知れませんね。

gq1023 at 06:12│Comments(0)

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