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2016年09月21日

「もんじゅ」はアホアホの象徴

monjyuリンクは2011年5月のブログ「「もんじゅ」を修復するってさ」です。今までも何度も書いて来ましたが、史上空前のアホ設備がこの「もんじゅ」です。

正しくは「高速増殖炉もんじゅ」といって「新型転換炉ふげん」とともに開発されて来ました。というか開発されて来たフリをして来ました。なぜなら原子力発電の根幹である燃料棒の再利用には、この再処理施設が不可欠だからです。

すでに「ふげん」は2003年に廃炉が決定してます。「もんじゅ」もほとんど動いていません。要するに核燃料棒の再処理は無理なんですよ。だから再処理前提の原子力発電コストの計算も机上の空論になってます。原子力発電はコストが安いってのはウソで決定してるんです。

そのウソを塗り隠すために、ただひたすら「もんじゅ」はあり続けました。国家的プロジェクトと言われ、実用化に向けた実験が行われているとウソをつき続けてますが、ずーっと壊れたということになってます。

あんなもん動きゃしないんですよ。働いてる人も研究者も分かってる。しかもナトリウム満載だから大爆発の危機が常にある。だって水かけたら爆発だもん。ナトリウム火災の消火方法なんてないんだから。

1967年 動力炉核燃料開発事業団(現在は日本原子力研究開発機構)設立
1983年 建設開始
1991年 運転試験開始
1994年 臨界達成(発電開始)
1995年 ナトリウム漏れの事故で運転停止
2007年 工事終了
2008年 新燃料搬入
2010年 運転再開→即停止→運転再開前に原子炉容器内に3トン以上の装置落下
2011年 落ちた装置取り出し後現在に至る

トータル発電期間はウソ山盛りで最大限足しあげても250日。動燃設立から来年で50年ですよ。50年間も活動してきて結果はゼロです。どう考えてもいらないでしょ。だって、零細企業のアホ社長である私ですら気づいてますもん。政治家も電力業界関係者もみんな分かってる。

やっと廃炉に向けた審議に入ったと言ってますが、どうせまた継続って答えになりますよ。下手すると「新しい核の再処理研究施設の建設が望ましい」なんて第三者委員会の結論を導き出すことでしょう。アホアホは続くのです。

名前の由来は「三人寄れば文殊の知恵」の「もんじゅ」です。3人寄れば廃炉や解体を防ぐ手段が思いついたのでしょう。分かりやすい壮大なる無駄遣いです。

原子力船「むつ」もそうでしたが、まあ原子力関係のお金って不透明なものが多いですよ。おかげさまで我々イベントや広告業界は潤ってるんですが、原子力発電推進派の私でも「そろそろ危ない施設は解体したほうがいいんじゃないか」と思ってます。

gq1023 at 07:24│
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