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2016年09月18日

築地市場地下水のヒ素「0.004ミリグラム」について

tikasuiすんませんが、都議会共産党の皆さんが発表した「ベンゼン、六価クロム、シアンは検出されず、ヒ素が0.004ミリグラム検出された」って件ですが、それって要するに普通の湧水ってことじゃないでしょうか?

水道水は「ヒ素及びその化合物は0.01mg/L以下」としていますが、原水と言われる湧水については「0.05mg/L以下」です。厚労省的に言えば「水道水質基準」「清涼飲料水の成分規格」の差で、法律でいえば水道法と食品衛生法って感じでしょうか。

共産党のみなさんが言う「基準値以下のヒ素」ってのは、水道水の基準でもクリアできる水質で、ミネラルウォーターだとすると基準値の1割にも満たないってことです。日本中の湧水を調べれば分かりますが、ヒ素がこの程度ですら出ない所なんてないっすよ。

都議会民進党の皆さんが測定したアルカリ性って結果と合わせると、「地下水の湧水を当初から想定してピットを造っていて、そこに安全な湧水が計画通り溜まっていて、その中にはセメントの粉のみが溶けている」って事でしょうねえ。セメントは強アルカリです。

地下のピットのさらに下にピットがあり、浄化設備「地下水管理システム」もあるそうです。えらく計画的に設置されてんじゃん。なんか報道が「けしからん」って方向に偏ってますよねえ。

温泉なんて、0.1mg/L超えてるのザラにありますよ。普通にコップが置いてあって飲んでたりしますが、問題視されてないですよねえ。

この話し掘り下げてもいいですが、共産党議員団が恥かくだけのような気がします。言い方もいやだねー。「水道水基準の4割にもおよぶヒ素が検出されました」ってのがねー。結構安全ってことが分かったってことです。

この問題、他にも「なぜ設計会社が急に変更になったのか?」とかも出てますが、最初から一貫して日建設計でしょ。小池さんが地下水の話しに言及しないのは、問題の論点がずれてるからなんでしょうねえ。

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/pdf/book/book_all.pdf「なぜ築地新市場移転が必要なのか」を読めば全体像は分かりますし、「豊洲市場に関する会議資料」も全部公開されてますから、冷静に振り返って過去の経緯を分析するのはぜんぜん難しくありません。

それよりも新市場への移転で廃業が大量に出ることや、その補償について問題があるとか、ターレットの通行に問題のある個所があるとか、小さい話しや大きい話しもいろいろあるので、移転延期の際にもろもろ解決できるといいなーって個人的には思ってます。

最後に「築地市場の地下水管理システム」へのリンクを張っておきます。史上最強の最先端技術を集めた仕組みですな。昔ながらの盛り土レベルではない「すんごい対策」が行われております。

gq1023 at 06:32│Comments(0)

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