学校ってのは校長で変わるものとある知事の件

2016年05月23日

意外とバイクって人気あるんだけど

2664509c.jpg昨日は友人が開催した九州災害支援イベントにブース出展して来ました。そこに熊本製ってことでCBR1000RRを展示させてもらったんですが、結構な人気なわけですよ。

「乗れる」って分かったら、お子さん連れの方は次々やって来るし、一度乗った子供さんはまた乗りに来るし、大人もまたがって写真撮ったりしてました。まあ、いつ持って行っても同じような反応になります。

06年6月に民間委託の駐車監視員による駐車取り締まりができることになり、07年から取り締まりが本格化したのですが、これに伴いバイクの駐車違反取り締まりが激増。08年の年初からバイクの販売台数が激減し、そこにリーマンショックが追い打ちをかけました。

ビッグスクーターブームを襲った駐車違反取り締まりによって、一気に水をかけられた形となり、07年度に70万台以上売れてたのが、08年に60万台を切り、09年以降は50万台すら全く手が届かない状況に陥っています。

09年には交通取り締まりは「バイクはお手柔らかに」というお達しが非公式に日本中に出ていて、07年みたいなことはないのですが、そんなの大々的に言ってくれないと誰も分からないじゃないですか。私もカブで駐禁切られて、すぐカブは売っちゃいました。

二輪車産業は日本を代表する産業の一つで、世界のバイクの2台に1台は日本メーカーのものなのですが、日本国内で全然盛り上がってないことに危機感を感じた政府は、自動車産業戦略2014の中にはじめて二輪車対策を打ち出しました。具体的には2020年に100万台市場にするということです。

でもね、駐車取り締まりのせいでバイクが売れないんじゃないと思うんですよ。だって保有台数は結構あるもん。新車が売れてないだけで、バイク王が山ほどCM打てるぐらい中古市場が活性化してるわけでしょ。新型車の魅力がないし、PRも足りてないと思うのです。

僕らが中高生の時ってバイクは超あこがれの乗り物でしたよ。その年齢に至る前に、そういう手立てを講じる必要があるじゃないですか。それやってないでしょ。一時期VTR250とCB1100のCMが大量に放映されたのですが、いきなりそれだけやっても40代以上しか反応しない。

ピカピカに磨いたバイクを、子供たちの泥だらけの手足で触りまくられて、チタンマフラーに足をかけてジャングルジムのように乗られて、カウルの上に運動靴で乗られて傷だらけにされるのは残念ですが、それよりも子供たちにバイクに触れ合ってほしい。

僕だったら映画かドラマつくるけどなー。出演者がみんなバイクに乗ってるの。蕎麦屋の出前、新聞配達、バイク便、ピザの宅配、いろんなバイトをやりながら俳優を目指す劇団員の成功物語とかいいよねー。メーカーや広告代理店の人は企画しないのかなー?

まだ幸い仮面ライダーがいますんで、子供たちへの一定の認知は獲得できてますので、そのうちにもっと高い興味喚起を促し、将来的に「買う」という行動に結びつくような動きをして欲しいと、オッサンライダーは思ってます。

参考資料)二輪不況は官製不況?「二輪車を取り巻く環境」

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gq1023 at 05:53│Comments(0)

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