結果にコミットしてもらうのはイイネプロ野球選手は毎日野球漬けの日々!?

2016年02月20日

ファンですという側の意識、言われる側の意識

有名人になるってのはどういうことなのか?簡単に言うと顔バレするってことです。顔バレするってどういうことなのか?「あの人なんか知ってる」って空気になるってことです。

私は有名人を連れて歩く仕事に関わった期間が長いのですが、とにかくヘキヘキ来てたのが「ファンです」って言ってくる人の存在。有名人本人もそうですが、周囲の人々にとっては、この「ファンです族」の排除が重要な任務になります。

なぜ排除するのか?なぜなら、ファンかどうかの確認方法がないからですよ。だからといって、自己申告してくる人全員に愛想良く振る舞ってたら休むヒマがなくなっちゃう。

それでも本を出版してたりCD出してたりしてる人ならいいですよ。これがスポーツ選手だったらどうです?まだプロ野球やプロサッカー選手なら人気商売かも知れませんが、ハンマー投げやレスリングの選手なんて、何の意味もなさないわけです。

「ファンですって言われてるんだから愛想良くすればいいじゃん」と思うでしょうが、そんなもん1日中言われたら苦痛ですよ。そりゃあナイナイの人がおかしくなるのも分かる。「何かギャグやって」なんて無茶ブリに対応してられないもん。

はっきり言います。人生一度もサインしてくださいって自分のために誰かに頼んだことないです。おそらく業界関係者で自発的にサインを依頼したことのある人はほとんどいないでしょう。気軽にサインを依頼するのは素人です。マジックもないのに依頼するのは失礼にもほどがある。

そんなわけで、なんとなく有名人の気持ちが分かってるつもりでいましたが、数年前に公立小学校のPTA会長をやって、中途半端に思い知りました。このPTA会長って「ファンです」って言われないけど「衆人環視下」に置かれます。

なんだか知らないけど、地域の子供たちは挨拶してくるし、緑のおばさんも挨拶してくるし、町中のオジサン&オバサンが私のことを知ってる状態になる。信号無視できないし、ツバも道路に吐けないし、酔っぱらってフラフラしてると目撃情報が地域の人々で共有化されちゃう。

そういう意味では、タレントもスポーツ選手もPTA会長も国会議員もそうですが、有名になる前に「有名になることの心構え」が必要ですね。心構えがないと、以前と同様に立ち振る舞えないことが苦痛になる。ないしは、以前と同様に振る舞って墓穴を掘る。

私は、いつ何時も変化を見せない明石家さんまさんがすごいと思ってます。朝スタジオに到着してから帰るまでテンション高くしゃべりっぱなしで、ファンに声がけされると必ず「オー!」と相手する精神力。あれは絶対に天性のものではなく後から身に着けたものでしょう。

そして郷ひろみさん。いつも郷ひろみやってる。どこかでクタクタになってると思うのですが、いつも背筋は伸びてピシっとした服を着て、「郷です!」ってオーラを出してる。あんなの絶対できないですよ。みんなONとOFFあるもん。

普通のサラリーマンのみなさんは、毎日満員電車に乗ってもめったに知り合いに会わない幸せを分かってないですよ。くわえ煙草で歩いていいのも、電車の中でマンガ読んだりスマホゲームしてていいのも、全部「有名人じゃない幸せ」ってことだと思います。

gq1023 at 05:52
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