2月4日のブログに書いたとおりのマイナス金利効果ちょっと危険水域な世界経済

2016年02月11日

中国人の爆買い

c6ad084a.jpg旧正月による中国人の爆買いがニュースに出てますが、これよく分からない人が多いと思うので、何のデータにも基づかない体感でここに記録しとこうと思いました。

私は諸事情があって25年前から中国に行く機会がありました。最初の5年は北京で、途中3年間行かなくて次が上海で、そこからはずーっと上海メインです。町が違うのだから経済格差もあるでしょうし、極端な話しかもしれませんが、現実の話しです。

25年前の北京は、まだ市内中心部でも舗装されてない道路が多く、外国人は兌換券と言うお金しか使えませんでした。中国人は人民元を使っていて、万元戸という1万元以上稼ぐ人が億万長者でした。確か1万元って30万円程度だったと思います。お金持ちの人は家族1人に1台自転車があるって程度ですよ。

人民元は外貨に変えられなかったので、お金持ちは兌換券を欲しがって、兌換券の1元が人民元の1.5元以上になってました。こっちも人民元が欲しいので大助かりでしたよ。

ただ、バスに乗るには元の下の角と言う単位のお金が必要で、元を出すと「バスはおつりが出ないから私のを使いなさい」と中国人に恵んでもらったことが何度もあります。

そのあたりから10%を超える成長率で伸びだします。途中3年行かない間に99年の上海では美容院でカット2000円ぐらいのは普通にありました。道路もどんどん舗装されていきます。

以前は外貨を持っても、中国人には一部の大都市部の人にしかパスポートも海外渡航ビザも発給されなかったんです。それどころか、国内移動にも許可証が必要で、簡単な話しじゃなかったのが、どんどん開放されて、今は地方都市居住者でもパスポートが手に入る。

気がつけば、外資系企業に勤める中国人管理職の給料は、日本人にせまるどころか引き抜き合戦で上回るようになりました。今はそれが当たり前です。

このグラフなんですが、日本では20年前700円だった弁当が500円切ってますよね。中国では150円だった弁当が700円になってる感じ。年収も同じくで、日本人が年収700万だったのが500万になって、中国人が150万だったのが700万になった感じです。ここ10年でそんな感じですねえ。

中国の成長率が6%に低下したとか、それが真実か分からないって騒いでますが、日本だって成長したって発表してるのウソでしょ。だって物価は現実には上がってない。100均で物買うようになったし、ボックスティッシュなんて5箱で200円切ってますよ。

中国でも昔から昼ごはん700円ぐらいの店はありましたよ。そこは今なら5000円はかかります。今も地元の人しか行かない路上で平然と小便してる人がいる商店街の屋台なら、写真のシャービン(焼餅)っていう中華風クレープみたいなのも数十円です。同じ店が屋台を引いて町の中心部に来たら200円は取りますがね。

そんなわけで、年収30万円で億万長者だった国の年収1万円以下でパスポートすら取れなかった人が、25年間で年収700万ぐらいになってパスポートも発給され、日本で以前は700円ぐらいだった物が500円で買えるから、みんなこぞって爆買いしてるってわけだと思います。

それにしても並ぶと言う文化のなかった中国人が、見事に整列できるようになってますね。思えば日本人も並べなかった。駅のホームに「整列乗車」と大量に書かれ、地面には整列用の白線が何本も書かれていたのを思い出します。マナーは経済力でなんとでもなるんですね。

余談ですが、日本ではシャービンって肉饅頭みたいになってますよね。なんでなんだろう。不思議です。

clape

gq1023 at 06:01│
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