全部子供たちに借金つけまわしてるだけホームドア設置駅での転落事故

2016年01月27日

スーパーというか日本の食品行政には問題がある

22dec2db.jpg「スーパーの裏側」という本を読んだのですが、まあビックリすることだらけ。その根本は法体系。法律で「肉」「魚」「野菜」「果物「惣菜」は賞味期限を店舗が自由に決められるんですね。理由は専門家だからというもの。だから、どんどん包装の入れ替えが行われる。

何年も前の魚や肉がスーパーで解凍され、その日が製造日に生まれ変わる。「本日午後3時に調理しました」は3時にラップかけたってだけ。何年前にどこで獲られた魚で、何度で何年間保管されてたかなんて分からない。

惣菜なんて食品の成れの果てですよ。ブロックで売ってた肉が売れ残って調理されてトンカツになり、それが売れ残ってカツ丼になって売られる。サクで売ってた売れ残りの魚がカットされて刺身になる。刺身でも売れ残った食材が調理されて惣菜になる。

キャベツ買ってきて千切りにしたら3時間後には変色しますよ。それが工場でカットされて袋詰めにされてダンボールに詰められてトラックで配送され、店頭に並んで何日も置いてあっても変色しないってことは、そういう加工されてるってことでしょ。

常識的に考えて、製造日や調理時間ってお料理した時間ですよ。冷凍肉なら解凍した時間ね。解凍して販売して売れ残ったのを再包装して、それでも売れ残ったのを調理して惣菜にして販売した時間を調理時間とか製造日にしてるとは思ってない。

本部は「売上げを!」とか「利益率が!」とか「廃棄ロスを徹底的に排除しろ!」とか言うわけですよね。そこに「誤魔化してでも利益率を追求しよう」って姿勢が生まれてくる。「安いものには訳があるのは消費者も分かってるだろ」ってなもんでしょうね。

生産者を守るために流通がやることは「高く売る努力」ですよ。消費者が自分を守るためにすることは「高くてもいい物を買う姿勢」ですよ。冷凍食品もハム等も卵白でかさ増ししてますが、そんなもん買わないって姿勢が大切。

そういう、高くてもいい物を買うって人だけを対象にした会員制スーパーがあってもいいのになーって思ったりしてます。自分でやりますかね。

gq1023 at 05:17│Comments(0)

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