中国人が日本でやってることは下品なのか世の中は経済のことが分かってないな

2015年12月15日

野球道というもの

kuwata日本には野球道というものがあり、ベースボールではない全く別の世界感を構築してます。「礼にはじまり礼に終わる」なんてのはまさにその例で、アメリカ人にはおじぎなんて文化はないですから、最初から最後まで日本の野球は野球道なのです。

練習前にスパイクが汚れていたら「そんなんでちゃんと走れると思ってるのか」と怒鳴られ、練習や試合が終わったら「野球道具には野球の神様が宿るように大切に磨いてから片付けなさい」なんて言われるわけで、ドロドロの道具を車のトランクに放り投げるベースボールとは違います。

バンクーバーにはメジャー傘下のマイナーチームであるバンクーバーカナディアンズってのがあって、私がいた頃は元プロ野球選手の広岡達郎氏が経営する会社がオーナーだったんですが、まあ学生寮でこれら選手とワイワイ騒いでましたが、道具の扱いは雑でしたねえ。

ただ、その野球道の最初である少年野球がいかん。グラウンドから見える所でたばこ吸ってるコーチがいたり、吸いながら引率して歩いてたりってのが散見されますが、それ中学・高校・大学と行ってもそんな人いないでしょ。練習中ぐらい吸わないでしょ。

少年野球のヤジもすごい。ヤジは大きくなるとどんどんひどくなるから、日本で野球やるなら小さいうちから精神的に嫌えるべきだと思いますが、定番の「ピッチャーびびってる、ヘイ!ヘイ!ヘイ!」とかもそうですが、ちょっと荒れ球来たら「手いがんでるぞー!」とかね。

サッカーには指導者の資格制度が導入されました。指導者たるものこうあるべきという指針も示されてます。「JFA一般販売[選手・チーム・指導者向け]」を見れば分かりますが、非常にしっかりした仕組みになってます。

ところが少年野球って何もないんですよ。実際には全日本野球連盟指導者マイページを見ればわかるように、やろうとしてます。でも講習受けてる指導者なんて皆無に等しいでしょ。野球経験ない人も山のように教えてる。しかも経験者と対立しちゃったりね。

私は様々なリトルリーグとも接してますが、かなり地域ボランティアによる少年野球とは違う。例えば東練馬リトルリーグ オフィシャルサイトに指導者の心得というページがあるのですが引用すると、

「入団してくる選手は、将来のプロ野球選手あるいは甲子園出場を夢見て、身近な地元の軟式野球チームではなく、わざわざ東練馬リトルに高い会費を支払って入団してきた選手です。私達指導者は、彼らの夢の実現に向けて期待に応えなければなりません。しかし、指導の仕方次第では選手の手助けにもなれば妨げにもなります。間違った指導は、妨げばかりか故障の原因にもなります。私達は選手に対して重大な責任を負っていることを理解しなければなりません。」

と書いてあります。他にもいっぱい勉強になる言葉が書いてあるのですが、別にボランティアの指導者でもそうですよね。指導者に確固たる姿勢と方針がなきゃだめだし、それが指導者全員で共有できてないと、子供たちは混乱するだけですよね。

そんなわけで、素晴らしき野球道の基礎を構築する部分である「少年野球」に、もう少し指導者教育の制度を入れてはどうかと思うのです。グローブの型の造り方って難しいですよ。キャッチングの仕方で形も変わる。

フィールディングで重要なバックアップってできてます?キャッチャーがピッチャーに返球する時、セカンド・ショート・センターは必ずピッチャ方向に歩くんですよ。センターラインの基礎ですが、そんな基礎の基礎すらできない子供たちが多い。教えてないからでしょ。

未来ある野球界発展のために、そういう視点での教育制度の充実を、せっかく鈴木大地さとか馳浩さんが入閣したんだから、考えて欲しいなーって思ってます。古い書き込みですが、桑田真澄さんの「気が付く」を引用させていただきます。


気が付く)

友へ

おはよう!元気ですか?僕は、読書、読書、勉強、勉強の毎日で、少し目が疲れ気味です!体を使う野球の練習も疲れるけど、脳を使う勉強も疲れるよね。

今、WBCが、すごく盛り上がっているね。先日も、解説で韓国戦を観てきましたよ。どこの国が勝ったとか、誰が打ったとかは、興味ないけど、投手の球数制限やコールドゲームなどのルールが気になったね。

特に投手の、70球という球数制限。WBCを観ていた、日本の野球指導者に、勝った負けたよりも、ぜひ、「気が付いて」もらいたいね。

体力、精神力、技術を兼ね備えたプロの投手に、70球以上投げてはいけないと言っているんですよ。

それなのに、体もできていない成長期の小学生、中学生、高校生、大学生に、練習や試合で、100球、200球と投げさせている指導者が、何と多いこと。この現状は、とても恐ろしいことだよね。

勝利至上主義以外、何物でもないよね。

学生時代は、育成が大切なのに、どんなことをしてでも勝つことしか考えていないんだよね。子供の将来なんて、何も考えていないんだよ。

そんな指導者に、子供を預けている親は、恐ろしいことをしているよね。安心して子供を預けられる指導者は、どこかにいないのかね?いるのなら、教えてほしいですよ。

日本中、何百というチームを見てきたけど、子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね。そんなことも、わからないのかね?恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。

そりゃぁ、叱らなければいけない時もあるよ。

でも、試合中、練習中、最初から最後まで、怒鳴ることないよね。その情熱は、素晴らしいと思うんだけど、方向が間違っているよね。

それだけ情熱があるのなら、もっと勉強して知識を身につけるべきだよね。

もっと怖いのが、知識はあるけど、その知識を間違って使っている指導者だよね。

どちらのタイプの指導者にも、他人の大切な子供を預かるんだから、最低限の知識を身につけ、知識があるのであれば、正しい方向に使ってほしいよね。このことを、声を大にして、お願いしたいし、そろそろ「気が付いて」ほしいね。

何度も言いますけど、ボランティア精神で、子供達を指導する熱意は、本当に素晴らしいですよ。でも、熱意だけでは指導してほしくないし、安全対策や怪我予防などにも、最善の注意を払わなければいけないんですよ。

また、学生は、勉強もしなくてはいけないんですよ。

一日中練習して、寝る時間もなくて、どうやって勉強するのですか?ダラダラと長時間、意味のない練習をしている時間があるのなら、効率的、合理的な練習メニューを考え、短時間集中型の練習をして、残りの時間を勉強や遊びに充てるべきですよ。

成長過程で、学生時代の勉強と遊びは、大切な要素なんですよ。

何事も、バランスが大事なんですよ。トレーニング、栄養、休養のバランス。野球、勉強、遊びのバランス。

それに、人間は、溜め込むことはできないんですよ。投げ込み、打ち込み、走り込み。すべて迷信です。

「気が付いてください」

昔を思い出してください。
投げ込みして、何が溜まりましたか?
走り込みして、何が溜まりましたか?
打ち込みをして、どうでしたか?
溜まったのは、疲労だけではないですか?

そんなに身体に負担をかけなくても、少しずつ、コツコツと積み重ねていけばいいじゃないですか。食事だって、3食毎日食べるから健康でいられるんでしょ?一度に1カ月分食べると体壊れますよね。

考えてみてくださいよ。

自分だって6時間も7時間も、集中して練習できないでしょ?
試合で、毎打席ヒット打てないでしょ?
いつも、完封できないでしょ?
エラーだってするでしょ?
プロ野球選手だって、エラーするし三振するし、ホームランだって打たれるんだから。
子供達が、そうしたって当り前じゃないですか。

何で怒るんですか?
怒鳴るんですか?

その前に、ミスしたプレーを分析し、解説してあげるべきですよ。
そして、次は、どうしたらいいのかを教えてあげるべきですよ。
そう思いませんか?
僕の考えは、甘いですか?

少年時代、練習に行って殴られなかった日は無いくらい、怒られ殴られた。
朝から晩まで練習するのが当たり前の時代、真夏でも水を飲めなかった時代だ。

耐え切れず、トイレの水や雨上がりにできた水溜りの水を飲んだ経験もある。

甲子園でプレーさせて頂き、ジャイアンツで、そしてメジャーでも投げさせて頂き、野球というものを、ある程度は、熟知していると思う。そんな経験をしてきた僕が、今の日本の野球指導者にお願いしたいことです。

厳しい言い方かもしれないけど、「気が付いてください」「気付いてください」よ。

自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ。
たばこを吸いながら、ミーティングをするのは止めて下さいよ。
練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、何が指導できるんですか?
昼食に、ビールなど、アルコールを飲んで練習するのはよくないですよ。
夜まで、アルコールを我慢できない自分に甘い人が、子供達に何を指導するんですか?

不思議ですよね?
子供達を指導する前に、誰かに指導してもらってください。

なんか、終わらなくなってきたよ。もう、家を出る時間なので、今日は、これで終わりにします。

最後に、素晴らしい指導者も沢山いると思います。僕が知らないだけで。そう願っていますし、そうであって欲しい。

WBCの話からだいぶん離れましたが、指導者としての、最低限のマナーや知識は、身につけてほしい思いから書きました。

厳しい言い方かもしれませんが、子供達のために、僕たち大人が率先して行動に移してみませんか?その姿勢を見せていきませんか?

今までは、どうでもいいんですよ。大事なのは、これからです。人は、いつからでも、どこからでも、何度でも変われるんですよ。やり直してみませんか?

落ち着いたら、指導者について、本を書こうと思う。興味があったら読んでみてください。いつになるかわからないけど・・・

それでは

桑田真澄

gq1023 at 08:03
中国人が日本でやってることは下品なのか世の中は経済のことが分かってないな