思い出の場所ない袖振るのはみっともない

2015年10月20日

反対派と賛成派

1960年前後の日米安保闘争ってのを肌で感じた人に言わせると、今回の安保関連法案の反対運動は「子供の遊び程度」だそうです。「賛成派が多すぎて、反対派の活動が埋没してる」とも言ってました。

私自身思うのは、以前にブログで書いた「声を上げない圧倒的多数=サイレントマジョリティ」です。安保関連法案は国民の圧倒的多数が賛成で反対意見は少なかった。消費税の話しのように居酒屋で酒の肴になるようなこともありませんでした。

そもそも世の中、与党が推進してることに対して、賛成派が声を上げるわけないですよね。だって賛成派は声を上げないでも前に進むんだもん。だから、結局声を上げるのは反対派になる。

反対派は感情論ではなく、賛成派を論破できるロジックや戦略がないといけない。世論を見方につけて与党の動きをけん制するには、相当なムーブメントを起こす覚悟が必要なのは分かりますよね。そうじゃないと、せっかくデモ行進やっても、一部の狂信者の会合にしかならない。

消費税を10%にするにあたって、食品は8%にとどめようなんて動きがあるようです。それいらなくないですか?レジの設定大変だし、どうやって徴税時に明細確認するんですか?飲食店はお客さんから10%取って、仕入れで8%ってことは、相殺できない分だけ納税時の負担が大きくなるんですか?

別にこれに限らず、政府の案って突っ込みどころ満載ですよ。空母ロナルドレーガンが横須賀に配備され、先日総理と防衛大臣が乗艦してましたが、あれ原子力空母です。原子炉2基ついてる兵器で核兵器も満載ですが、非核3原則の枠外だそうです。笑いが出てくるでしょ。

日本は軍隊を持たないといいつつ自衛隊があったり、安保関連法案に反対する層も自衛隊の災害派遣は賛成してたりする。自衛隊も安保関連法案もいらないなら、「自衛隊いらないってやつらは、災害おきたら被災地に災害復旧ボランティアに行けよ」といってる友人もいました。正論!

まあどっちでもいいのですが、賛成派も反対派も誰かの意見に対して賛成とか反対とか言ってるだけですよね。そんなことやってる時間があるなら、人の意見にフラフラするんじゃなくて、確固たる自分を持ったほうが未来の日本のためになるかなって思ったりしてます。

gq1023 at 07:08│Comments(0)

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