パクリのデザイン問題シンクロ日本代表の井村コーチ

2015年08月18日

TOKYO 2020 大会エンブレムデザイン募集要綱に想う

7e434e28.jpg今回のオリンピックロゴマークについては、私はデザインに参加したいと思ってました。公募なら無料でいいから応募しようと思ってました。ところが応募できなかったんですよ。

以前にここでも書いてますが、私は広告賞が大嫌いです。なぜなら広告関係者で評価しあうお手盛り制度だからです。広告主の皆さまが評価してくださるならいいですが、同業者に評価してもらい、同業者に「君を選んだ理由は」なんて言われたくないのです。

エントリー期間は昨年の9月中旬から10月10日で、提出期間は11月4日から11日正午。昨年の9月から10月の間は、この募集要項が狭い門すぎて、未来ある若者にチャンスすら与えない仕組みであることで、デザイン業界の話題がもちきりでした。

応募資格がすごいんですよ。以下にそのまま書きますね。

東京ADC賞、TDC賞、JAGDA新人賞、亀倉雄策賞、ニューヨークADC賞、D&AD賞、ONE SHOW DESIGN のうち、過去に2種以上受賞(佳作・ショートリスト・インブックは対象外)しているデザイナー・グラフィックデザイナー・アートディレクター。
[補足] 同一賞2回以上の受賞者も含む。
・デザイナー個人としての応募であること(事務所・会社名義での応募は不可)
・日本語でのコミュニケーションが可能な方(通訳によるコミュニケーションも可)
・日本国内での行事・打合せ等に参加可能な方

ものすごく限定された広告賞を受賞しており、さらに日本語でもコミュニケーションができないとダメで、その受賞も佳作はNG。なんだこれはって話題でした。

門を狭くする必要ってあります?小さな子供たちでも応募できていいでしょ。選ぶのがデザイン関係者なら、そこで知り合いのを選んでもいいですが、知り合い同士で募集と審査していくってのは抵抗感ありますよ。

宣伝会議が様々なコンテストやってるんですが、その応募資格は誰でもって感じです。だって、別に広告って見てるだけの人でも見てる側の経験何十年もあるんですから。ましてやロゴマークなんて絵心あれば誰にでも書ける。

こんなの書いたら批判されるに決まってるけど、募集要項や審査員が選ばれた仮定や、今回の作品が選ばれた理由はどうでも良くて、前回の大会が占領国から独立国としての第一歩であり、その前の大会が第二次大戦で中止と言う経緯を考えると、今回は世界の大国としてのお披露目のような大会になっていけばいいなと思うので、そういうチャンスを大いにつくって欲しいと思うのです。

ぶっちゃけ、オリンピックの大会ロゴなんでどうでもいいんですよ。誰も覚えてないでしょ。だけど「応募したって人」がたくさんいて、「応募総数も数万点」あって、「佳作が1000人ぐらい」いて、「全応募作品を都庁広場で展示」するみたいにすればいいじゃないですか。

キャンペーンと言うかプロモーションまで落とし込まれていてはじめて企画でしょ。1年前を思い出して「くっそーそんな募集資格かよ!」と思ったプロデザイナーや未来のデザイナー達の反撃を受けてるんだと思ってます。

gq1023 at 06:29

この記事へのコメント

1. Posted by 片山智   2015年09月02日 03:42
同感です。小さな子供たちでも応募できる、開かれた募集にしてほしい。家族や友達皆んなと夢を膨らませ語り合う場を作ることが、大切で人類全てに祝福される募集にして欲しいと思います。
2. Posted by ねじ   2015年09月20日 02:17
マジで、ランサーズを使って、誰でも応募出来る様にした方が良いと思う。

あと、ボランティアの制服も叩かれているけど、そっちも見もの(笑)
3. Posted by 後藤公一(キミカズ)   2015年10月01日 23:51
2 2020,
tokyoorinnpxtusのエンブレ一般公募は、何時から、応募開始ですか・・・?
    
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