2015年鈴鹿8耐本日は8耐決勝につき

2015年07月25日

2015年鈴鹿8耐予選通過

bb1d3740.jpg久々に厳しい予選のある8耐を、モトバムという名門レーシングバイクショップの多大なるご支援と、お金も時間も割いて集まってくれたライダーの皆さんと、ボランティアで集まってくれたチームメンバーのおかげで、通過できることができました。

実際には先週までのテストで出していたギリギリ2分15秒台というタイムでは予選落ちでした。実際に走った中村豊選手と中山真太郎選手の双方が2分14秒台を記録してくれたからこその予選通過でした。ライダー2人が体制にバイクをいたわりながら進化しているのだと思います。

ただ、悲しいこともありました。真っ先に参戦を表明してくれた宮崎圭央選手は、初日木曜日の走行でS字入口でスリップ転倒。肩と胸を強打し骨折となりました。一晩様子を見て、予選は第2ライダーで登録したのですが、走れる状況にないとのことで、リタイアとなりました。

また、同じ13番ピットの使用申請をして、一緒にテストから活動してきたクラブネクストさんが予選落ちとなりました。吉広さんというベテランライダーが、息子さんの光さんと親子参戦というチームだったのですが、涙をのむ結果となりました。

様々な人々が、多くの夢のために、多額のお金と時間を割いて挑戦する鈴鹿8耐。宮崎圭央選手はケガの治療のために本日現地を離れます。吉広親子の息子さんの吉広光選手は、宮崎選手の代わりに、私たちのチームに合流することとなりました。

届かなかった夢を、誰かが拾って誰かとともに走るのが8耐です。私たちも2008年の挑戦では予選落ちし、私たちのチームのライダーの一人が、他のチームで半身不随になるほどの大ケガをして夢をかなえられなかったライダーの代わりに走り、完走を成し遂げました。

誰かの夢も背負って走るから8耐。この大会にかかわるすべての参加者、主催者、ボランティア、そして観客のみなさんに感謝するとともに、歴史を重ねて来た人々にも深く感謝する次第です。

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

2015年鈴鹿8耐本日は8耐決勝につき