コンビニで働くって意味今年の8耐は大変だ

2015年04月19日

レーシングバイクのセッティングから学ぶ人間関係

sugi私はあくまでバイクレースのスポンサーであって、メカニックでもライダーでもないので分からないのですが、間違いないのはトップライダーってのは、セッティングのいかんに関わらずタイムを出してくる。

まずはバイクが出来上がってなくても、基準タイムに持っていかないと挙動が分からないってことらしく、「トップの2秒落ちで走れるセッティングを詰めても、結局2秒上げたらセッティングやり直しになるから意味がない」とのことらしい。

メカニックにもいろいろあって、ライダーが「5速に入れてもウイリーするんだけど」って言ったら、「じゃあギアをロングにしようか」って言う人もいれば「バイクが立ってるからだよ、寝かせばいいじゃん!」で終わりの人もいる。

タイムが上がらなければ、マシンのせいにしたり、メカニックのせいにしたり、ライダーのせいにしたり、タイヤのせいにしたりできるんだけど、それは傷をなめあってるだけでしかなくて、そんなこと言っててもレースウイークになれば自然と結果が出ちゃう。

結果の良い人は、もっと良いチームから声がかかり、もっと良い特別な部品が提供され、もっともっと速くなり、結果の悪い人には、誰からも声がかからず、お店で買える部品でつくったバイクで走り続けることになる。

そういうことですよ。仕事でも人間関係でも同じ。人のせいにしていてもしょうがない。目の前にバイクがあったら、ライダーはタイムを出すしかない。タイムを出したライダーがいたら、メカニックはそのライダーの言う事を聞くしかない。

そういうのを、じつはサーキットでのセッティング風景を見ながら感じてます。

仕事で売上があがってないのを「経済環境が」とか「他社の新商品が」なんて言ってるヤツいますよね。でも誰も聞いてくれない。そいつが売上ガンガン上げるようになったら、上がらないときに「スランプかも」と言ったら、周囲は必死にセッティングしてくれるようになる。

「依存」はだめなんですね。「信頼」じゃなきゃだめ。どちらかというとお互いを「尊敬」しあえるような関係ね。そういう世界を創りあげないと、高いレベルの結果を出し続けるのはできないと感じている次第です。

gq1023 at 05:43│Comments(0)

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