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2016年03月09日

空の自由化を考える

jet先日、国交省から国が管理する空港が平成26年度収支全体で黒字化したとの発表がありました。25年度は46億円の赤字だったのに今回は102億黒字ですから150億近く収益アップしたわけです。羽田、千歳、小松、広島、松山が黒字。福岡、熊本、宮崎、鹿児島が赤字ですって。ん?国が管理する空港もっとあったよなー。

成田、関空、伊丹、中部は会社管理空港です。那覇とか仙台とか高松とかも国だよなー。まあいいや。

これ、政府としても空の自由化を図って航空運賃の引き下げを模索し、小泉政権下で日本政府観光局(JNTO)がVisit JAPANキャンペーンを展開し、さらに民主党政権下で観光庁が整備され、訪日外国人を増やす努力が功を奏したのもありますが、何よりも他国に比べて物価が下がったことが大きいと言えます。

まあ空の自由化とはいいますが、悲惨な歴史をたどってます。以下に日本の航空会社だけ書いてますが、世界各国で航空会社はLCCの台頭と構造変化により倒産が多発し、合併も相次ぎました。

2002年 AIR DO 民事再生法適用を申請
2004年 スカイネットアジア航空 産業再生機構の経営支援を受ける
2009年 スターフライヤー 経営不振により執行部交代
2010年 日本航空 会社更生法適用を申請
2015年 スカイマーク 民事再生法適用を申請

そんな中、まだ地方空港は9割が赤字だとされています。確かに沖縄県や長崎県のように離島を抱えている地域は赤字なの分かりますが、神戸空港、北九州空港、佐賀空港なんてのは黒字化できるように思いますけどねえ。需要予測を読み誤っただけじゃなく、努力してないんじゃないですかねえ。

「自衛隊百里基地にもう1本滑走路を」と言う裏ミッションを持って開港した茨城空港。民間空港化というネタを使って反対住民をケムにまいたわけですが、民間開放が効果あったと見せるためにも黒字化は必須でした。

結果はどうだったかって?初年度から黒字ですよ。スカイマーク、春秋航空、中国南方航空、中国国際航空が運航してまして、神戸・福岡・上海、杭州、深圳に行ける。この上海がキーですね。片道1万円切ってるもん。そりゃあ使いますよ。もちろん中国の人もバンバン利用する。だってバス移動だから成田も茨城も大差ない。

あと、とにかくイベントを開催してます。野菜売ってたり、エアショーやったりね。地方空港には多いんですが、駐車場無料ってのも大きい。飛行機利用者用に東京駅から500円バスも運行されてます。ようするに地元北関東エリアの人をひきつけたのと、利便性の良さですね。

神戸空港なんて三宮駅からポートライナーですぐですよ。阪神地域に用事なら関空より絶対便利。だけど赤字。佐賀空港は夜間貨物便運行してるんですが、それだけじゃダメですよねえ。福岡空港は異常に混雑してるから北九州空港は未来あるな。うん。

私は成田からのLCCよく利用します。出張のときは新橋が起点なんですが、都営浅草線のエアポート快特で成田空港まで70分。自宅の戸越からだと80分。これが羽田だと新橋から都営浅草線のエアポート快特で30分。戸越から40分。どちらも40分の差でしかない。それで安かったらLCC乗るでしょ。

とくに急な国内出張の時は便利。羽田からJALやANA使ったら定価の時でもLCCなら激安ですもん。しかも成田からは千歳・関西・福岡・那覇・広島・高松・松山・佐賀・大分・熊本・鹿児島・奄美と豊富に飛んでます。どうせ現地でレンタカーなんで、まずLCCから探すようにしてます。

空の自由化から15年も経ちましたが、まだまだこういう事実が周知されてませんよねえ。真の空の自由化には、こういった国内線需要喚起の視点も重要かなーって思ったりしてます。

gq1023 at 06:29│
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