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2015年03月11日

少年法改正論議に疑問

3c98798d.jpg少年犯罪がおきると少年法改正って話しになるけど、少なくとも私が暴れてた頃は少年法を意識して暴れてたってことはないです。「捕まってもいいや」ってのと「捕まらないし」ってのが合体した感じでしたねえ。

少年法が改正されて厳罰化されたとして、犯罪って減るんですか?そもそも少年犯罪って激減してるでしょ。平成26年版 犯罪白書見てもそうなってる。だから問題点は、少年による重大犯罪や薬物との関連であって、さらにインターネットによって犯罪や売春に巻き込まれる青少年をどうやって守るかってことだと思うのです。

そう、犯罪を犯した青少年を死刑にするとか、無期懲役にするとか言うのは簡単だけど、だからって、公園で犬やネコを殺してる子供達が、人を殺したいと言う欲求が低下して、犯罪に手を染めなくなるとは思えない。

例えば、今日15歳の男の子が万引きしたとする。お店はつかまえても保護者を呼ぶでしょ。それで保護者が謝罪したら帰すでしょ。盗んだ子供は調子に乗るんですよ。もう1回万引きして、今度は警察に引き渡したとしても、警察が保護者呼んで帰しちゃう。また調子に乗る。

これ、友だちを殴ってケガさせたとしますよね。大人なら暴行傷害致傷で逮捕されて送検されますよ。でも、17歳の少年だったら学校や警察は保護者を呼んで終わりにするでしょ。その次に待ってるのは、凄惨なリンチ殺人かもしれないけど、そんなの予測できない。

今の法律のままでいいんですよ。だけど厳格化したほうがいいかもしれない。万引きしたら窃盗で逮捕。暴行事件おこしたら暴行傷害致傷で逮捕。逮捕されたら学校は退学。

まあ、こんな調子でいろんな意見があって、それを国会で論議してるうちに路上でキスするやつがいて、その話しで盛り上がって少年法改正論議なんて置き去りになって、そしてまた誰かが重大犯罪に巻き込まれるって感じでしょうねえ。あー不思議な国だ。

gq1023 at 05:17│Comments(0)

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