ツナ缶、骨なしチキン、成型肉売るためのイベント

2015年01月25日

「安い」はアピールポイントなのか?

5cd27fd5.jpg広告企画をやっていて、よく企業側から「お求め安い価格で」と言われるのですが、それを真に受けて「安い」って広告も作られてる現実があります。西友の広告とかそうですよね。だけど、私は価格は訴求ポイントじゃないと思ってます。

サイゼリアって安いを売りにしてないでしょ。吉野屋はコンセプトである「うまい・やすい・はやい」を広告に使った時期がありましたが、すぐ「うまい・うまい・うまい」に変わりました。

ファストファッションのGAP・H&M・アバクロ・アメリカンイーグルなども、全部価格訴求してない。ユニクロは価格訴求チラシや中吊りも展開してますけどね。

個人的に、「安い」は生活者自らが感じるかどうかの話しで、企業側が自発的に広告で言うことじゃないと思ってます。逆に言うと、広告では企業の質や品質やこだわりの部分をアピールして価値を高め、その気持ちをもってお店に来た人に安さを実感してもらうべきかなと。

JALの1000円でクラスJってのもあったのですが、あんなの価格訴求なんていらないでしょ。「快適な空の旅がそこに。こだわりのシート、クラスJ」なんてのでいいじゃないですか。後から1000円って知って、「おー安い!」って感動になる。

サイゼリアのワインソムリエが出てきて、「ワインは私達が直接買い付けて輸入してます」なんて言ってて、「ワイン=サイゼリア」なんて落ちのCMもいいですよね。「チーズは全量サルディーニャ島のペコリーノです」の後に「チーズ=サイゼリア」とかね。

「安いものにはワケがある」「良い物が安いワケがない」人々の潜在意識の中に埋め込まれてるものです。「安い」を訴求すると、そのスイッチを押しちゃう。押されると「あそこのは安物だ」って記憶になっちゃう人がいる。それは損でしょ。

そういう意識を持って、価格訴求じゃなく品質訴求の広告が溢れる世界になればいいなーって、思ったりしてます。ただし、誰かの批判ではありません。あくまで個人的な意見です。


gq1023 at 10:44│
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