負けは負けエアアジア機が行方不明

2014年12月29日

旅客機の整備は中国でおこなわれている

d3a0b7c2.jpg中国・アモイにあるTAECO(テコ)は、アジア最大の航空機整備会社です。もちろんJAL・ANAをはじめ、様々な航空会社の整備を請け負い、様々な改修工事もおこないます。

香港エアクラフトエンジニアリング(HAECO)が香港のカイタック空港に置いていた整備拠点を、新空港移行に伴い、アモイに移してできたと言われています。出資比率はHAECOが約6割。キャセイ・JAL・ボーイングが各9%程度です。

2008年5月・日本航空乗員組合の訴えにあるように、過去にはいろんなトラブルもあったようですが、今では普通に稼動しており、日本の航空会社も重整備と言われるC整備やD整備には積極的に活用しています。

トヨタのエンジンが中国で製造されるぐらいなんで、もう中国のレベルが低いなんてことはないのですが、中国に整備工場が置かれてる理由は、単純に言えば「価格の安さ」であり、整備を安く済ませるための海外整備のはずです。

利用者側からすると「整備費用は安くあげてもらって運賃下げて欲しい」ってのが正直な所で、「整備が確実なら運賃は倍でもOK」ってことはない。だけど、整備費用を安く上げるには海外委託しか方策がなく、それが安全を伴うものであって欲しいってのも正直な所です。

日本なんてあまり使ってない空港が山ほどあるし、整備会社を造れる余地もあると思うのですが、三菱製MRJが間もなく完成しますので、重整備を海外の委託整備会社でやらせるための教科書づくりや、教育システムを作り上げないといけません。

中国で整備された機材に乗るのは怖いと思うかもしれませんが、中国南方航空が365機、中国東方航空が430機、中国国際航空が310機と、3社だけで1000機以上。日本なんてJAL&ANAで400機程度ですから、向こうのほうがニーズもあるし経験もあるのです。

ただ、心理的に「不安だなあ」と思ってしまうのは、私が中国を技術的に下に見てるからなんですかねえ?それともいいかげんな国と思ってるからなんですかねえ?まだまだ国際人になりきれてない私です。

gq1023 at 08:36
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