車もバイクも自転車も任意保険負けは負け

2014年12月27日

大手ゼネコンや有名設計会社の前に現場

ビルでも地下鉄でも工事するのって大卒で大手ゼネコンに入った人でも有名設計会社の人でもないんです。本当に小さな一人親方みたいなのが施工する。みんな百戦錬磨ですよ。そして、みんな怪我したら廃業って危機と戦って生活してる。

なんでビルができるたび、電気容量が足りない、ダクト容量が足りない、エレベーターが来ない、トイレの穴数が足りない、搬入口にトラックぶつかる、清掃用の足場がないなんて事が毎回発生すると思います?そんなの、現場知らない人にやらせてるからですよ。

一流大学出て、大手ゼネコンや著名な設計会社に入ったとしてですよ、その時点で素人ですよ。そこから少し覚えて30代に入ると自分で担当持つんですね。大規模物件なんて3件やったら15年ほどになりますから管理職になって現場引退です。

1件目が初心者、2件目が経験者、3件目はスペシャリストって感じ。そんなわけないでしょ。CADで図面に収まったら建設できるってのはまさに机上の空論。余裕がなきゃ収まらない。板を張るのだって、板には厚みがあるわけで、それを考慮しないと図面どおりにならない。

一人親方達は、図面見た瞬間に分かりますよ「なんじゃこりゃ!?使えねえじゃん!」ってね。だけど、修正させるのがめんどくさいから「まあ施工だけやって帰ろうぜ!」ってなっちゃう。経験則があるから、現場合わせで段取り付けてやっつけるんです。

大きな工事は、会議して議事録を全員で共有して、それをベースに全員での認識一致会議をやって、また議事録作成してって進んでいく。そして「言いましたよね」「意見は共有化しましたよね」って大卒の頭でっかち同士で戦う。全部机上の空論。

工期ってのは絶対ですよ。だったら、現場と話しをしようよ。せめて現場の仕事ぐらい覚えようよ。なんでコンクリートを流し込むと、毎回踏み抜くヤツがいるの?なんでそこに落ちるの?なんで頭ぶつけるの?邪魔だよ作業の邪魔。

「中学や高校出てから現場でバリバリやってるのが働いてる場所で、大卒で頭でっかちのお坊ちゃま&お嬢ちゃまにウロウロされたらたまったもんじゃねーぜ!」ってなもんです。

でも、できる人は違いますよ。現場に来て話して、けが人には挨拶に行って、みんなでのカラオケ大会やボーリング大会企画してってやってる。そんなの会社では誰も評価しないっすよ。だけど、現場は評価する。「あいつの仕事ならやってやるぜ!」ってヤツね。

何の仕事でもそうだと思うんですよ。分からないことがあれば聞く。聞けば学べるかもしれない。学べば覚えるかもしれない。覚えれば次に使う機会が訪れるかもしれない。

大卒で大企業だからって「エラそうにする」「命令だけで終わらせる」のではなく、「賢い」「会社の信用力と資金力がある」「安定して働ける環境にいる」ってメリットを、「みんなが気持ちよく働ける」に変え、全員共通の目標である「最高の完成品をお届けする」って形にしなきゃいけない。

分かってるんだけど、自分はできないんだよなあ。がんばらないとなあ。今日もコンクリート踏み抜かないように頑張ります!

gq1023 at 06:17│
車もバイクも自転車も任意保険負けは負け