バイクと自動車解散総選挙

2014年11月11日

このオッサンだって何かやりたんだ!

e22a8020.jpg今晩は東京ミッドタウンにあるビルボードライブ東京に行って来ました。演者はネイザン・イースト。最高のバックミュージシャンで、スティービーもサイモン&ガーファンクルもマイケルもポールもとにかく全部やってます。

そのミュージシャンがね、今さらソロアルバム出したんです。私より10以上も年上のスーパーミュージシャンがですよ、今さら大変なソロアルバムをレコーディングして、その名もネイザンイーストですよ。しかも、彼自身が「ソロアルバムは夢だった」なんて言う。

そのファーストソロライブって言うかギグは超クール。とにかくドラムの音がドラムの音だし、ベースの音はベースの音。ドッカンとかドンシャリなんてバカだろって感じで、今の子供達じゃ絶対にこんなベース音じゃ音程が取れないよなーってリアルベース音。各音がしっかりアンサンブルの中に溶け込んでるから聴きやすいしカッチョイイ!

先日、MotoGPのオーストラリアラウンドで、レース後に元モトバムチーム員のナガタさん&キャシー夫妻と青山博一選手と私で日本料理屋に行ったんですよ。そこでナガタさんが「ヒロ君ってもう何年?」って聞いたら「11年目です」って言ったんです。

そしたらね、「一緒ジャン!俺もオーストラリア郵便で働いて11年目だよ。右も左も分からない所に引っ越して来て、ただバイクに乗れることと真面目に仕事できるって事だけを大切にやって来たんだよなあ。そうかあ一緒だったんだあ。」って言ったんですね。

全然一緒じゃないっすよ。MotoGPと郵便屋さんだもん。だけど一緒ですよね。人は誰かに自分を重ねて見つめる時ってありますよね。ナガタさんカッチョ良かった。話の流れが滅茶苦茶だけど、どっちもプロライダー。

とにかく仕事探さなきゃいけなくて、面接受けたんだけど言葉が分からないからダメになりそうになって、一緒にいた奥さんが英語で説明してくれて、それで何とか就職できて、そこからただ真面目に11年ですって。なんか感動物語。

アルベルトプーチと出会ってプライベーターでガンガン活躍してKTMでなんて話しと全然違うけど、みんなそれぞれの人生送ってるんだもん。夢があって希望があって、でも日々の生活があって、必死に頑張ってる。

ナガタさんは、勤続10年以上になるともらえる長期休暇を取って、その後マレーシアGP観戦に行って、そこから家族でランカウイ島に観光するって言ってました。やっと手にした夢だそうです。

私も実は広告代理店退職する時、プロミュージシャンになるって言って辞めたんですよねえ。なぜか有名アイドルのマネージャーになることになって、そこから紆余曲折があって今に至ってる。いかんなあ。夢追いたいなあ。夢は追わなきゃかなわないもんなあ。

くっそー、ネイザンかっちょいーぜ!「マイファーストソロツアーで日本に来るのは夢でした」なんて言いやがる。小田和正までステージに上がってたぜ。そうだOh!Yhea!の2人だ。うーんナガタさんもかっちょいー。ネイザンは呼び捨てでナガタさんには敬称がついてるけど、まあいいじゃねーか。

オッチャンも夢を追いかけようと思った次第です。思って思って思いつづけて、でも毎日に忙殺されて、それでも手にするのが夢だよなー。夢を実現するオッサン達、おーカッチョイーなー。



gq1023 at 22:33│Comments(0)

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