バイクのロードレースにいくらかかるか生レバー食べさせたのが凶悪犯罪なのか!?

2014年10月31日

プジョーのモペットバイク

55329d0f.jpgとある音楽プロデューサーの方から、事務所にずーっと置いてあるバイクを処分して欲しいと言われ、引き取りに行った所、まだ走行距離が300kmほどのプジョーヴォーグでした。足こぎペダルの付いているフランス製モペットバイクです。

色は世界中で日本しか販売されてないフランス警察色。フランスの警察ではポリスって書いてある部分がプジョーになってます。マフラーが錆びまくっていて、何かが垂れた事は間違いなく、そのバイクが置いてあった場所の床もダメージを受けてました。

廃棄覚悟で持って帰って整備しようと思ったのですが、ガソリン入れただけでドボドボと漏れる。タイヤは空気ゼロ。売りに出しても大した値段がつかず、どうしたものかと思いつつバラしてみました。

そうすると、変てこな形したキャブレターの中にあるフロートにガソリンが入ってる。フロートって浮きの役割なんで、ここにガソリン入ってたら正常に動作するわけありません。パッキンもひび割れ。うへー、ガソリン腐ってるー!フロートとパッキン交換で4000円。高いねー。

タイヤはフランス本国と違うサイズ。どうもスーパーカブと同じサイズにしてあるらしい。こりゃあ、国内で調達できるので便利。でもフランス製のほうがカッチョいいので、チューブだけ新品に交換。

あとはペダルをこいだらエンジン始動OK。走行テストもOKでした。最高速度は時速70kmぐらい出ます。それにしても、構造が単純な割りに工作制度が甘いですねえ。フランス製だから?でもブンブン走ってます。

まあ、メッキ部分も錆が浮いてるので、今後外して再メッキですね。1年以上かかりましたが、ちょっと不思議なバイクを加工して、ちゃんと直ったらいいのになあ。

gq1023 at 07:59│Comments(0)

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