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2014年10月13日

MotoGPオープンクラス

aoyamaMotoGP日本ラウンドに行ってきました。何よりも興味があったのはMotoGPクラスに新設されたオープンカテゴリー。最上級クラスであるファクトリーオプション(各メーカーが指定する4名までが乗れる)との違いが最大の興味でした。

今年からMotoGPクラスでは、MotoGP全体を開催するドルナという組織が提供するコンピューター(以下ECU)の搭載が義務付けられました。このコンピューターの中身を書き換えたり、様々なセンサーをつけたりは禁止。オープンカテゴリーはこれが基本。

これに対して、ファクトリーオプションはドルナECUの装着は義務付けられるけど、中身を書き換えて独自ソフトウェアでコントロールできる。今のエンジンはコンピューターで動いてるから、これを自由に書き換えるのは相当なメリットです。

だけど、オープンクラスとファクトリーオプションを競わせたいから、ファクトリーオプションには制限があります。オープンクラスの燃料は24リットルまで、エンジンは12基まで使えて、エンジン開発は自由となっています。

コレに対してファクトリーオプションは20リットルでエンジンは5基まで、しかもエンジン開発は禁止で、第1戦のままで最終戦まで戦う必要があることになってます。

これ、参戦台数を増やすための企画だったんですが、ホンダはドルナの考えたとおりにメーカー系レーサーのオープンクラスマシンを開発して市販したものの、オープンクラス参戦チームへのエンジン供給を宣言してたヤマハは、気がつけばワークスマシンをそのまま供給。つまりECU以外は全くのワークスマシン。あれ?まあ、いろいろあるのですが、実際に自分の目で確かめてきました。

結論。よく分からん。グレシーニってチームはバウティスタ選手はファクトリーオプションで、スコットレディング選手はオープン。でも見た目が同じカラーリングで見分けがつかない。確かに暖気音は違うんですけどね。

アスパーの青山博一選手はオープンクラスなんだけど、ワイルドカード参戦の中須賀選手と変わらないペースで走行してました。どういうこっちゃねん。

やっぱり、オープンクラスとファクトリーはゼッケン番号変えたりしないとダメだし、表彰も別にやるべきだし、年間ランキングも別に表示すべきだと思うのですがねえ。

昨日、ファクトリーオプションの年間チャンピオンはマルケス選手で決まりました。オープンクラスのランキングは、フォワードヤマハのアレックスエスパルガロ選手がトップで、青山博一選手が2位です。だけどよく分からん。

フォワードヤマハのマシンはヤマハのワークスマシンにドルナECUを付けてる。青山選手のRCV1000は見た目はワークスのRC213Vです。でも現状のパッケージでは、ワークス同等のタイムを出すのはとても無理なようです。

もうちょっとクラス毎での違いが分かるようになるとうれしいなあって思いました。GT選手権のGT500とGT300みたいに分かりやすいといいんですがねえ。でも、迫力あるレースを存分に楽しみました。ありがとうございました。

gq1023 at 07:19│Comments(0)

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