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2014年09月24日

偽善という名のボランティア

阪神大震災の頃から「偽善」と言う言葉をいつも考えてます。あの時、公共交通機関もないのに地震があって建物が大量に倒壊しそうな時に1時間に何十回いや何百回も余震が来る中で、大量のボランティアの方々が神戸を目指してました。

まあ、家族や親戚がいる人なら分かるし、恋人や親友がいる人も分かる。だけど、何の理由もなく「被災地の人々のために」って意識で行動してる人もいたんですね。本当に何度来た理由を聞いても「被災地の人々のために」って言う人ね。

申し訳ないけど、私には被災するまでそんな気持ちありませんでした。「危ない所に素人は行かないほうがいい」と思ってたんです。でも被災すると、正直言って何もする気がおきなくなるんですよ。まあ「被害妄想」です。「誰かが助けに来てくれるだろう」的なね。

助けに来てくれるわけないんですよ。転倒して骨折したって、風邪引いて高熱出したって、自分で助かろうって意識がないとダメ。被害を誰かが改善してくれるわけなく、病院に行ったって、結局医者と薬局と厚労族を豊かにさせるだけです。結局は自力が重要。

大震災だからって誰かが特別に助けてくれるわけない。壊れたものは自分で直し、生活は自分で再建するしかない。そんな中で、大量のリュックをしょって次々とやってくるボランティアの方々には勇気付けられました。

それから数年経って、仕事で知り合った「私、震災直後に神戸にボランティアで入りましたよ」って方にめぐり合いました。理由を聞くと「ヤジウマですよ。ただ、手ぶらで行くのが申し訳なかっただけです。ただ行って写真撮ってるだけの人も沢山いましたよ」って言われました。

そういうことですよ。一気に合点がいきました。ヤジウマがいっぱいいたってことです。でも、テレビで眺めてるだけなら現場に行って確認したい。確認するなら地域の人々に何かを持って行きたい。何かできるなら手助けしたい。そんな気持ちなんでしょうねえ。

東日本大震災の直後に被災地に駄菓子屋にあるようなお菓子やくじ引きとペットフードと炭酸のジュースを持って現地入りしたのもヤジウマ気分です。子ども達におもちゃや甘い物を、ペットたちにご飯をって発想ですが、根本はヤジウマです。

見なくていいものも見ますよ。そりゃあテレビのように悲惨な部分をカットしてくれませんから。でも、実際に現場を見て自分で考えて自分なりの理解をすることは、正しくはないんだろうけど、家でテレビで被災地を高みの見物ってよりは、自分なりに納得できることに気づきました。

まだ、東北の各地でもボランティアを募っているそうです。私は団体がやってるボランティア活動には参加したことありません。勝手に行動するんだから、ある意味たちの悪いヤジウマです。偽善と言えば偽善でしょう。心から被災地の復興を祈ってないとも思います。

全財産を投げ打って、仕事も家庭も投げ捨てて誰かを助けようなんて気持ちはサラサラありません。だけど、結構な額を寄付してるし、結構な回数被災地を訪問して物資をお届けしてます。

だからといって、劇的に復興が進んでいるようにも見えません。私が行った効果があったとも思えません。津波の瓦礫がなくなってさら地になり、流された電柱が設置され、壊れた道路や鉄道が復旧されてるだけです。たくさんのボランティアがやった事に対する効果や評価も、全くされていません。

偽善という名のボランティア。自分がやってることは、そういうことなんだろうと自分で自分を納得させてます。行くなと言われても行くでしょうし、めんどくさいと思えば行かない。ダメな自分ですが、たまにボランティア気取りになることがあって、その度に反省してます。

gq1023 at 06:13│
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